12日午前に総社市を出発し、栃木県日光市に到着した総社市・AMDA合同医療チームは、2日間に渡る日光市での支援活動を終えて、13日夕方栃木県鹿沼市役所へ移動。鹿沼市での支援活動に備えて、同日夕方に追加の支援物資として、現地で不足している土嚢、スコップ、デッキブラシ、ヘッドライトなどを購入した。市内を流れる武子川が氾濫し、床下浸水の家屋が多くあり、13日夜の時点で2か所の避難所が開所されていた。避難所生活が長期化しないよう、全国から集まったボランティアなどの協力を受け、被災した家屋の土砂の掻き出しなどが12日から続けられているという。
翌14日午前中には、合同医療チームの5人は、鹿沼市内で社会福祉協議会を通じて土砂撤去作業を行った。発災から3日後ということもあり、室内や庭を埋め尽くしていた土砂の掻き出しは概ね終わっており、泥にまみれた家具の運び出しや分別作業などを手伝った。避難所や自宅で過ごす被災者からは不眠や疲労を訴える声が聞かれたものの、災害直後から多くのボランティアが来てくれていることに対しての感謝の言葉が多く聞かれた。また県内や関東地区からのボランティアが多い中、岡山からの支援チームの訪問に驚きと深い感謝の言葉を頂いた。
14日昼には、すべての活動を終了し、14日夕方に岡山に到着した。今後の支援活動については、現地と連絡を取りながら検討をしていく。
なお、この豪雨災害による栃木県内の被害は死者3人、負傷者3人。建物の被害は全壊8棟、半壊12 棟、床上浸水 621 棟、床下浸水1,853棟となっている。(9月14日発表:栃木県発表)
■AMDAからの派遣者プロフィール
・山河 城春(やまかわ しろはる)/看護師/埼玉県在住
・田中 俊祐(たなか しゅんすけ)/AMDA調整員/栄養士/岡山県在住
記者会見のお知らせ
総社市・AMDA合同支援チームによる活動報告記者会見を以下のように行います。
- 日時:9月17日(木) 9:00~9:30
- 会場:総社市役所 2F会議室
- 出席者:
総社市長 片岡 聡一
総社市議長 剣持 堅吾
総社市総務課課長補佐 藤原 直樹(合同支援チーム 派遣メンバー)
総社市総務課主任 藤島 道彦(合同支援チーム 派遣メンバー)
総社市市政情報課主任 渡辺 真之(合同支援チーム 派遣メンバー)
認定NPO法人アムダ 理事長 成澤貴子
認定NPO法人アムダ フードプログラムマネージャー 田中 俊祐(合同支援チーム 派遣メンバー)
【皆様からの募金を受け付けております】
●郵便振替:口座番号01250-2-40709
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
●楽天銀行:ロック支店 店番202 普通預金7002547
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