2013年12月15日、岡山県和気町にある旧大國家住宅(国指定重要文化財)を会場に「グローバル人材育成と教育を考える~AMDA国際会議in大國家住宅」が開催されました。
会議は2部構成で行われ
第1部としては、備前市にある日本最古の庶民学校である特別史跡閑谷学校(国指定重要文化財)を視察し、庶民に向けた教育の歴史を感じることができました。
閑谷学校訪問 | 閑谷学校訪問 |
第2部としては会場を旧大國家住宅に移し、自治体、教育機関、学生、NGOなど様々な立場の方が参加し、グローバルに活躍するこれからの人材育成在り方についてディスカッションが行われました。
会場となった大国家住宅 | 会議開催の前に地元の有志による琴演奏 |
児童・生徒のボランティア活動のサポートや施策について紹介や実際の学生によるボランティア活動などについての意見が交わされました。
参加したネパールの医師からは、障害を持った子供たちへの教育について質問がされるなど日本の教育システムへの関心が寄せられました。
趣のある古民家を会場とした本会議は、地元の方々による琴の演奏や生け花などによる温かいもてなしで、膝を突き合わせる会議となり、終始和やかで、かつ活発な議論がなされる有意義な会議となりました。
今後グローバルな人材を育成するために、その土壌となるボランティア文化をどのようにして育てるかなど次回の会議にむけてテーマの投げかけがあり開催に期待が寄せられました。
また最後にAMSAとAMDAによる連携協定の調印式も行われました。
会議の様子 | 連携協定の締結 |
参加者
自治体
・和気町長 大森直徳氏
・和気町教育委員会教育次長 小金谷敦氏
・元和気町長 藤本道生氏
教育機関
・和気閑谷高等学校長 香山真一氏
・岡山県立大学福祉学部看護学科長 二宮一枝氏
・ネパール・トリブバン大学医学部小児科助教授 ラメシュワール・ポカレル氏
学生
・AMSA international 飯尾一輝氏
NGO
・AMDAグループ グループ代表 菅波茂
・AMDAボランティアセンター センター長 小池彰和