フィリピン地震 ボホール島地震被災者に対する緊急医療支援活動開始 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

フィリピン地震 ボホール島地震被災者に対する緊急医療支援活動開始

フィリピン中部のボホール(Bohol)島で15日、現地時間午前8時12分にマグニチュード(M)7.1の地震が発生した(米地質調査所(USGS))。

この地震による被害は死者175人、負傷者は375人、行方不明者20人。震源地に最も近いボホール島の被害が最も大きく、近くのセブ(Cebu)島やシキホール(Bohol)島でも死者や負傷者が出ており、19,309軒の家屋、3,426,718人、676,065万世帯が被災している。現在85カ所の避難所に97,618人が避難しており、避難所に入れない人々や、余震を恐れて屋外で避難生活を送っている人々も64,948人となっている。(フィリピン国家災害対策本部 10月18日発表)

このような状況を受け、AMDAではフィリピン・ボホール島へ医療チームを派遣し、支援活動を行うことを決定した。今回、AMDAからは看護師1名、調整員1名を派遣する。調整員として参加するのはフィリピン・ルソン出身でボホール島に親戚を持つ岡山倉敷フィリピ─ノサークル(注)創設者の古城デイジー氏。

一行は、10月20日、岡山を出発し、関西空港、マニラを経由してボホール島を目指す。現地では、フィリピン軍と合流し、巡回診療活動や食糧配布などを中心とした支援活動を協働で実施する予定。

■出発便
10月20日 12:49 岡山発 のぞみ24号 新大阪
(12:20 岡山駅新幹線中央改札口前 集合)
10月20日 17:05  関空発 (3K764便)20:15 フィリピン・マニラ空港着







■派遣者 プロフィール
古城 デイジー :調整員兼通訳/岡山倉敷フィリピーノサークル顧問/倉敷市在住
山崎 希:AMDA国際部 プロジェクトオフィサー/看護師/岡山市在住

■岡山倉敷フィリピーノサークルとは
2005年6月12日に、岡山県内に住むフィリピン人が集まり発足。これまで、地域で様々な国際親善活動やボランティア活動を行うとともに、2006年にはフィリピンでの大規模自然災害に対し物資援助の支援活動も行い、日本善行表彰を受賞。倉敷市教育委員会指導平和交流推進室ボランティア国際交流団体2010年フィリピン洪水緊急支援活動、2011年ミンダナオ島洪水緊急医療支援活動、2012年ルソン島洪水水緊急医療支援活動(8月)、ミンダナオ洪水水緊急医療支援活動(12月)、2013年ルソン島洪水医療支援活動(8月)で、同サークルのメンバーがAMDAの緊急医療チームのメンバーとして参加している。

【AMDA街頭募金のお知らせ】
フィリピン ボホール島地震緊急支援活動のための街頭募金を行います。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

日時:10月25日(金) 11時30分~12時30分
場所:岡山高島屋 正面玄関前あたり
参加予定者:岡山倉敷フィリピーノサークルメンバー、AMDAボランティア、AMDA職員等

【皆様からの募金を受け付けております】
●郵便振替:口座番号01250-2-40709
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
●楽天銀行:ロック支店 店番202 普通預金7002547
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
●銀行振り込み:中国銀行(銀行コード168) 奉還町支店(店番102)
普通口座2070291 口座名「特定非営利活動法人アムダ」
●クレジットカード募金:
AMDA全日信販カード:https://amda.or.jp/content/content0001.html

【お問い合わせ】
AMDAボランティアセンター
〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1
TEL:086-252-7700 FAX:086-252-7717
E-mail: member@amda.or.jp
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