岡山経済同友会と大学コンソーシアム岡山主催の「度東日本大震災復興支援ボランティア活動」は今年で3回目となり、被災地での受け入れ、コーディネートをAMDAが担当しました。
岡山県内の大学生40人と、県内の企業や大学関係者総勢約60人が宮城県石巻市雄勝町と岩手県大槌町でのボランティア活動を行いました。
8月24日、14時から出発式が行われ、学生たちは被災地での活動に向けた意欲を語ってくれました。
25日、朝7:00には石巻市雄勝町に到着し旧桑浜小学校の再生プロジェクトのボランティア活動に汗を流しました。
26日には朝からワカメ天日干しをするための作業場を確保すべく、草抜きを行いました。思いがけず、地元の方からのねぎらいの言葉とともに手作りの郷土料理などもふるまわれる、にぎやかなひと時となりました。
海岸沿いの被災地を、車窓から見学し岩手県大槌町へ移動しました。
大槌町では町内を視察後宿泊施設で、被災の様子や復興の様子についてお話を聞くとともに自分たちにできる復興を考えるディスカッションなども行われました。
27日の午前は雨にもかかわらずレインコートを着て、遊歩道の草抜きなどの清掃活動に取り組み、昼食後、岡山に向けて出発しました。
参加した学生からは
・実際に訪れてみて、多くのことを感じ、考える機会になった。
・思った以上に復興が進んでいないことを感じた。
・東北の方の温かい心に感激した。また訪れたい。
などの声が聞かれました。
次世代を担う学生にとって、貴重な体験となりました。