第10回災害セミナー開催 被災地を忘れないー被災地の地域医療と災害鍼灸ー – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

第10回災害セミナー開催 被災地を忘れないー被災地の地域医療と災害鍼灸ー

岡山県立大学大学院「災害医療援助特論」公開講座 協力:AMDA


東日本大震災から、2年半を迎える本年9月に、第10回となる災害セミナーでは改めて、様々な復興支援の手法、地域医療の現状、災害後の鍼灸治療の可能性の3点をトピックに、公開講座を開催いたします。時間の経過とともに移りゆくニーズを的確に知り、震災を風化させることなく心に刻み、今後西日本でも想定される南海トラフ大地震に備える機会にもしたいと考えます。学生の方だけでなくどなたでもご参加いただけます。ふるってご参加ください。

【日時】 9月7日(土) 13:15~17:30   13時受付開始
【場所】 岡山国際交流センター2F 国際会議場
【参加料】 無料 ※事前の申し込みが必要です。

【プログラム】
■13:15~13:20 開会にあたり
岡山県立大学大学院保健福祉学研究科長  高橋 吉孝

■13:20~13:45 「災害後の医療支援活動のありかたについて」
講師:菅波 茂(AMDAグループ代表、医師)
これまでの様々な活動の経験から、支援活動における医療人材のあり方等について

■13:45~14:15 「復興支援活動の新しいかたち―AMDAの事例から」
講師:大政 朋子(AMDAプロジェクトオフィサー)
災害直後から大槌町、雄勝町、南三陸町、気仙沼などの被災地に入り、鍼灸巡回を含む様々な活動の調整業務を担ってきたスタッフによる、AMDA大槌健康サポートセンターの役割や、復興支援の新たな形として注目され始めた「F1-グルメ大会」などについての報告

■14:25~15:50 「岩手県大槌町・ふるさとの地域医療によせる思い」
講師:植田 俊郎(岩手県大槌町・植田医院 医院長 医師 )
岩手県大槌町で内科・小児科医院を開業。震災当日は自宅兼診療所屋上に、患者や職員とともに避難した直後に一帯が津波に覆われ、翌日自衛隊ヘリコプターで屋上から救出され、大槌町内の避難所で、被災者と寝起きを共にしてAMDA医療チームとともに診療活動を続けた経験をもつ。地域医療を支える医師として、これから医療に関わる若い世代への提言

■16:00~17:25 「災害鍼灸チーム構想/鍼灸治療の果たす役割と可能性―」
講師:今井 賢治(明治国際医療大学鍼灸学部/大学院鍼灸学研究科教授鍼灸学博士)
医療支援の新しい形として、災害後の鍼灸治療の果たす役割とその可能性をAMDAとの協力事業の経験から学術的な視点も踏まえて考える

■17:25~17:30 閉会にあたり
AMDAボランティアセンター センター長  小池 彰和

【お問い合わせ・お申込み】
認定 特定非営利活動法人AMDAボランティアセンター
〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1
TEL086-252-7700 FAX086-252-7717
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