インドネシア洪水 アンボン島洪水 緊急支援活動2 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

インドネシア洪水 アンボン島洪水 緊急支援活動2

インドネシア・アンボン島洪水被害に対する医療支援活動は、被災地での活動を終了し、10日に帰国した。

インドネシア・アンボン島洪水被害に対する医療支援活動にAMDA調整員として日本から参加していたアロイシウス・シタミは、被災地での活動を終了し、10日に帰国した。

8月3日に日本を出発して、ミッションに参加したAMDA調整員のアロイシウス・シタミは、4日インドネシア・スラウェシ島でAMDAインドネシア支部の医師2名、看護師1名と合流後、アンボン島まで飛行機で移動した。アンボン島では、アンボン島出身の医師1名と地元ボランティア2名が活動に加わり、被災地の視察を行った。被災者は医療面だけでなく食糧支援も必要としており、地元の市場で麺類、ミネラルウォーター、ココナツオイルを購入し配布する準備を整えた。







翌日5日、大きな被害を受けたアンボン市内のムスリム居住区であるバツ・メラ(Batu Merah)地区に臨時診療所を設置。AMDAインドネシア支部の医師による診察と医薬品の支援を被災者94人(男性61人、女性33人)に対して実施した。皮膚病や上気道感染症などの患者が多かった。

翌6日、車で片道3時間ほど離れたアンボン島北部のマムア(Mamua)に移動。ここも深刻な被害を受けた地域の一つ。家屋47棟が土砂災害によって倒壊、214人が学校や寺院に避難しており、支援物資(麺、ミネラルウォーター、ココナッツオイル)300セットを避難所とその周辺地域で配布した。

















7日には、インドネシア軍と合同で再びバツ・メラと、キリスト教徒居住区のバツ・ガジャ(Batu Gajah)にて救援活動を展開。バツ・ガジャでは60世帯が被災している。被災者からの要望によりビーチサンダル120足、米4袋、クッキングオイル2箱の支援を行った。インドネシア軍からの情報によると、アンボン島洪水の被災者数は12,753人、死亡者数は13人となっている。(2012年8月6日現在)

■AMDAインドネシア支部およびアンボン島からの医療スタッフ
ハムカ ラニ(Hamka Rani)
:内科医師/AMDAインドネシア支部
アバディプトラ マ ルフ(Abadiputra Ma Ruf)
:内科医師/AMDAインドネシア支部
エダ ヘハヌサ(Edha Hehanusa)
:内科医師/アンボン島出身 ボランティア医師
ファリス オーガスト ティルタナ(Faris August Tirtana)
:看護師/AMDAインドネシア支部

■日本から参加のスタッフ
アロイシウス シタミ(Aloysius SITAMI)岡山県真庭郡新庄村在住
:調整員、AMDAプロジェクトオフィサー、AMDAフードプログラム担当

■AMDA高校生会によるフィリピン洪水支援のための街頭募金のお知らせ
フィリピン洪水の緊急医療活動のため11日に岡山を出発したAMDAの医療チームの活動決定に合わせて、AMDAではAMDA高校生会を中心として、本活動に対する街頭募金活動を行うことを決定しました。

日時:  平成23年8月16日(木) 午前11時~12時
場所:  岡山高島屋 正面玄関前あたり
参加予定者:AMDA高校生会メンバー、AMDA職員等

【皆様からの募金を受け付けております】
●郵便振替:口座番号01250-2-40709
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
*通信欄に「37」もしくは「アンボン洪水」とご記入下さい
奨学金への寄付の場合は
●郵便振替:口座番号01320-1-101415
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
●楽天銀行:ロック支店 店番202 普通預金7002547
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
●銀行振り込み:中国銀行(銀行コード168) 奉還町支店(店番102)
普通口座2070291 口座名「特定非営利活動法人アムダ」
●クレジットカード募金:
AMDA全日信販カード募金:
https://amda.or.jp/content/content0001.html

【お問い合わせ】
特定非営利活動法人アムダ(AMDA)ボランティアセンター
〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1
TEL:086-252-7700 FAX:086-252-7717
E-mail: member@amda.or.jp