台湾IHAからオートクレーヴ(高圧滅菌器)と白内障手術用ハンドピース贈呈式 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

台湾IHAからオートクレーヴ(高圧滅菌器)と白内障手術用ハンドピース贈呈式

2009年3月に協力協定を締結した台湾IHA(International Health Action)とともに2011年8月スリランカ北部(2009年まで25年以上続いた内戦によって、荒廃したジャフナ地区)ジャフナ教育病院で、AMDAは134名の無料白内障手術プロジェクトを実施しました。この共同プロジェクトを通じて、台湾IHAからスリランカの医療に役立つ機材を寄付したいというお申し出をいただき、東京の台北駐日經濟文化代表處において4月18日、台北駐日經濟文化代表處副代表、羅坤燦様より、菅波代表へオートクレーヴ(高圧滅菌器)と白内障手術用ハンドピース2セットの贈呈式が行われました。 


台北駐日經濟文化代表處副代表、羅坤燦様と菅波代表

式典には、台湾側からも多くの関係者のご出席を賜り、羅副代表自ら台湾IHAとAMDAのこれまでの関係をご説明いただき、さらなる共同事業の発展を期待されました。AMDA側は、小林米幸AMDA国際医療情報センター理事長、同センター通訳林 宜静さん、山口蘭香さん(両者ともに台湾出身)AMDA鎌倉クラブから根津夫妻、AMDA本部職員が出席しました。AMDA菅波代表から、台湾IHAのご協力に深く感謝を申し上げるとともに、台湾のメッセージを伝えるような活動を展開していくことをお約束しました。


全体写真

今回寄付された医療器材は、AMDAスリランカ支部長で、現在WHOスリランカ国家顧問、元スリランカ保健省局長のサマラゲ医師の仲介のもと、AMDAから直接、スリランカ北部ジャフナ病院へ送られます。6月には再度スリランカ中部での白内障手術を計画しています。