ミャンマー中部洪水被災者に対する緊急支援活動-2 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

ミャンマー中部洪水被災者に対する緊急支援活動-2

AMDAグループは災害発生直後から現地スタッフによる被害状況調査を行い,支援物資の配布や仮設診療所で用いる医療機材等の供与を行っている。
AMDAグループは災害発生直後から現地スタッフによる被害状況調査を行い、パコク郡行政官、保健局等関係諸機関と連携し、10月30日より従来のプロジェクト対象地とその周囲7村、286世帯、7,345人の被災者に対して、浄水フィルター、毛布、懐中電灯、衛生セット(タオル、石鹸とコップ、歯磨き等)などの支援物資を配布した。また、パコク郡保健局からの要請に基づき、仮設診療所で用いる医療機材等の供与も行った。


ミャンマー洪水被災地で贈呈した支援物資について
説明するAMDA-MINDS鈴木理事長(右)

ミャンマー洪水被災地行政での協議
右からAMDA-MINDS鈴木調整員、鈴木理事長

11月1日、AMDA社会開発機構の鈴木俊介理事長と同ミャンマー事務所業務調整員の鈴木梓の両名は、パコク郡保健局長補佐とともに、シャードゥ村およびタウンプールー村を視察、翌2日、両名はパコク県保健局にて県保健局長と面会した。被災状況および支援状況についての情報共有を行い、今後の支援内容についての検討を行っている

10月27日UNOCHA(United Nations Office for the Coordination of Humanitarian Affairs)の発表によると、今回の災害による死者・行方不明者は106人、被災者26,005人、家屋の流失6,436棟、半壊などの損傷を受けた家屋は2,023棟に上る。AMDA社会開発機構がプロジェクトを実施しているマグウェ地域パコク郡の死者数が最も多く、死者・行方不明者は67人、被災者は2,523人、浸水家屋1,270棟、損傷家屋384棟を数える。現在、パコク郡では4ヶ所の寺院が避難所となり、政府当局を中心に被災者への食料配給や医療サービスの提供が行われている。

洪水発生時の状況を村人から話を聞くAMDA-MINDS鈴木理事長

今後、洪水による水位が下がると、水たまりや汚染された井戸から水を介した感染症の発生や、避難し集団生活を送っている人々の間での呼吸器感染症の発生が懸念される。

■特定非営利活動法人AMDA社会開発機構は
特定非営利活動法人アムダの長期開発事業を統括する海外事業本部が独立する形で2007年に設立されたNPOで、AMDAグループを構成する法人です。 http://www.amda-minds.org

【皆様からの募金を受け付けております】
●郵便振替:口座番号01250-2-40709 口座名「特定非営利活動法人アムダ」
       通信欄に「ミャンマー洪水」とご記入下さい
●中国銀行:奉還町支店(店番102) 普通口座2070291
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
●楽天銀行:ロック支店 店番202 普通預金7002547
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
●クレジットカード募金:
AMDA全日信販カード:https://amda.or.jp/content/content0001.html
Give One(VISA、Master、ジャパンネット銀行):
http://www.giveone.net/cp/PG/CtrlPage.aspx?ctr=pm&pmk=10248

【お問い合わせ】
AMDA ボランティアセンター 〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1
TEL086-252-7700 FAX086-252-7717 http://www.amda.or.jp
member@amda.or.jp