東日本大震災・活動の様子16 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

東日本大震災・活動の様子16

AMDA緊急医療支援活動で長期にわたり活動に参加くださったアメリカの高橋徳先生が、大槌町を再訪し、AMDAの佐々木鍼灸師とともに活動を行いました。
また小学館スクエアさんからAMDAを通じて被災地へ本と文具の寄贈があり、届けてきました。

緊急医療支援活動に参加してくださっていた高橋医師が7月上旬に再訪してくださり、AMDA佐々木鍼灸師とともに鍼灸治療にあたりました。
高橋医師は7/18からも大槌町でAMDAの活動を行ってくださっています。


鍼灸治療を行う高橋医師と佐々木鍼灸師

住民と久しぶりの再会をした高橋医師

避難所で鍼灸治療

新患が多くなっている


小学館スクエア様から、本や文具を寄贈をいただきました。
そこで岩手県大槌町で幼稚園、避難所の子どもたちなどに寄贈しました。

塗り絵や絵本を寄贈したみどり幼稚園は、まだ建物が使えず、現在高校の合宿所を間借りして開園をしています。
おさなご幼稚園は、一階部分や園庭が津波被害にあいましたが、現在は再開しています。

また避難所で過ごす子供たちににも塗り絵を寄贈しました。
そして自宅で避難している方へも提供いただいた花の写真集を寄贈しました。
大変喜んでいただき、メッセージをくださいました。


おさなご幼稚園に本を寄贈

まだ再建中のみどり幼稚園へも寄贈

避難所の子どもたちへ寄贈

自宅避難の方へも本を届けた

ぬりえをありがとう!


「本屋にもいけない(本屋が無い)ので、手元に本が来る事を嬉しく思います。

 在宅にいると、物資なども手に入りにくい中でのステキな贈り物に感謝します。

 瓦礫の山が片付くのを眺めるより、綺麗な花を見ることができ和みます。」



また本の寄贈に回った調整員は

「こどもたちは、楽しく元気に走り回って遊んでいることが印象的でした。

ピカチューなどのキャラクターをみて、とても喜んでおり、笑顔に私も癒されました。

また園長先生をはじめ先生方が子供たちを思う気持ちの強さが今回の再開に裏つけられていると思います。」

と報告をくれた。