東日本大震災・活動の様子15 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

東日本大震災・活動の様子15

6月後半に岩手県大槌町、宮城県南三陸町を訪れていたAMDA調整員からの報告書が届いています。
8月3、4日に岡山で開催されるサッカー交流プログラムに参加を予定している宮城県・南三陸町の志津川中学校を訪問しました。
定期考査中ということで部員全員に会うことはできませんでしたが、キャプテンとコーチに面会し、サッカーボールの贈呈を行いました。
 

また志津川小学校へも訪問しました。
カナダの小学生からAMDAへ託されたメッセージカードを志津川小学校の校長先生に贈呈し、海外からの応援メッセージがAMDAインターンのブッテンハイム調整員から伝えられました。

また、岩手県大槌町へも訪問。
AMDAが緊急医療支援活動を行っていた。大槌高校の避難所は、6月末の時点ではまだ150人程度が暮らしておられ、エアコンなどの空調がなく
間仕切りで仕切られた避難所は、熱中症などが心配されていた。












調整員らは、避難所での中を回り、そこに暮らす方たちとゆっくりとお話をする時間が持てたことで












また緊急医療支援活動の際に栄養プログラムとしてビタミン剤の配布を実施した。
住民の方からも大変好評だったこともあり
今回は大塚製薬さんから提供いただいたビタミン剤約200個を
避難所を回って、直接お話をしながら配布することができた。












いずれの被災地でも、温度が上昇し、瓦礫などが片付かない現状があり、ハエの大量発生が問題になっている。市町村などで、薬剤の散布なども開始されたが、発生に駆除が追い付かないのが現状であり、AMDAではハエトリ紙やハエタタキ、防虫スプレーなどを贈呈し、喜ばれた。
さらに現地からのリクエストを受けて、追加でハエトリ紙300パック、ハエタタキ100本を贈呈しました。












避難所のほかに、高齢者施設や、大槌町病院なども訪問し、物資を提供したりゆっくりお話をすることで、現在のニーズの確認などもすることができました。
大槌病院には7月後半からAMDA医師の派遣を予定しています。

また大槌中学校へも訪問し、8月に岡山へ招聘するサッカー部の学生らに会うことができました。AMDA調整員も練習に参加し、最後にはサッカーボールを贈呈しました。

6月に設立されたAMDA大槌クラブ・高校生会の生徒らにも面会が実現し、Tシャツを贈呈した。







学生らの元気な姿がとても印象的だったという。