13日(日本時間)に発生した地震の被災者の多くは、通りなど野外で生活している状況である。また、多くの被災者が、避難所を求めて、首都ポルトープランスから他の地域へと移動しているようである。
首都の被災状況
被害状況の全容については、現在も分かっていないが、WHO/PAHO(汎米保健機構/WHOアメリカ事務局)は、死者数を4万~5万と予測している。保健・衛生分野においては、遺体の回収もままならないような衛生環境から、感染症や下痢症が懸念されている。
日本から出発したAMDA医療チーム3人は、15日成田空港を出発16日(日本時間)にマイアミに到着した。ハイチの空港では混乱が続いており空港閉鎖の情報が日本時間16日夕刻に入ったことを受けフライトを変更し、17日朝ハイチ隣国のドミニカ共和国首都サント・ドミンゴに到着した。一方、AMDAカナダ支部の看護師もサント・ドミンゴで合流し、現在4人のチームで、情報収集を行う共に、ハイチ入りの準備を行っている。
この後、サントドミンゴにて救援物資を購入し、ハイチで貧困対策などの事業を実施してきたカナダの民間団体CECIとともに、サントドミンゴからハイチに入る予定である。
【協力団体】
CECI:Center for International Studies and Cooperation (仏語表記の頭文字からCECI)
1958年設立、カナダモントリオールに本部をおき、アジア・アフリカ・中南米で貧困対策、農村開発、エイズ予防教育などを行っている民間団体。(当該団体のホームページより抜粋)
【現在の派遣者】
渡久地 宏文(とぐちひろふみ) 医師 沖縄セントラル病院
ニティアン・ヴィーラバグ 調整員 AMDA本部職員
鈴木 梓(すずきあずさ) 調整員 AMDA社会開発機構職員
カラ・ドッジ 看護師 AMDAカナダ支部所属 トロント在住
【皆様からの募金を受け付けております】
●郵便振替:口座番号01250-2-40709
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
*通信欄に「ハイチ地震」とご記入下さい
●クレジットカード募金:
AMDA全日信販カード:
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Give One(VISA、Master、ジャパンネット銀行):
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●「募金箱」のクリック募金:
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