AMDAは、11月4日も引き続きラスワ郡ウッタルガヤ村で医療支援活動を実施しました。
被災後、十分な医療を受けられず、体調不良や痛みを抱えながら受診を我慢していた住民が、医師の診察や検査を受けられると聞いて次々と訪れました。



患者さんが途切れることはなく、生後半年の乳児から80代の高齢者までを診察しました。深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)、サルモネラによる食中毒、感染症、婦人科疾患、内科・消化器系疾患など、様々な病気が見つかりました。




専門的な診療が必要と判断された患者さんには、整形外科や産婦人科などの専門医療機関への受診を勧めました。
限られた医療資源の中で、対応できる範囲を見極めながら、必要な専門診療につなげることも重要な役割です。
診療した患者さんのほとんどが、被災によって親族や配偶者など、大切な家族を亡くしています。こうした被災者の心のケア(メンタルヘルスケア)も重要な課題となっています。この支援には、ネパール人医師や現地スタッフとの連携が欠かせません。
被災地の村長からは、AMDAが災害直後から取り組んできた迅速な支援と、今回の医療活動に対して謝意が伝えられました。

今後の医療支援として、医療へのアクセスが困難な山間部の奥地にあるヘルスユニットにAMDAネパール支部の医師が常駐し、そこを新たな拠点として訪問診療と組み合わせた活動を検討しています。