救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

ネパール子ども病院へ医療機器を贈呈(2026/10発行ジャーナル秋号)

あるちゃな ジョシ

 AMDAネパール支部が運営するネパール子ども病院(正式名称:『シッダールタ母と子の病院』)は、ネパールの首都カトマンズ以外で初めて設立された母子保健に特化した病院で、毎日約10人の赤ちゃんが誕生しています。同病院では新生児集中治療室(NICU)や小児集中治療室(PICU)を備えているため、合併症のある妊婦やハイリスク妊娠の患者が周辺地域から搬送され、安全に出産できる体制が整えられています。

 一方で、これまで母体集中治療室(マタニティーICU)が整備されていなかったため、出産後に母親の容体が悪化した場合には、別の医療機関へ搬送せざるを得ないという課題がありました。現在、同病院ではマタニティーICUの新設を進めており、6月中旬、ネパールを訪問した菅波茂前理事長によって、生体情報モニター3台とシリンジポンプ1台が届けられました。これらの機器はAMDA兵庫および同病院の設立に尽力した故篠原明医師のご遺族が寄贈したものです。これらの機器が、新たに開設されるマタニティーICUで活用され、多くの母親と赤ちゃんの命を守ることにつながることを願っています。