「国際医療貢献プラットフォーム」岡山で設立総会(2017/10発行ジャーナル秋号) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

「国際医療貢献プラットフォーム」岡山で設立総会(2017/10発行ジャーナル秋号)

世界の命を守る仕組みづくりを目指す「一般財団法人国際医療貢献プラットフォーム」の設立総会が7月9日、岡山市内のホテルで開かれました。

プラットフォームは、AMDAが昨夏、開いた第4回国際貢献医療フォーラムで、参加者からの提案をきっかけに設立が決まりました。今後の取り組みとして、先端技術の移転や災害時の人道支援、人財育成に取り組む医療、財界、教育関係者らがノウハウや情報を持ち寄ることで、岡山から「日本発世界貢献」を目指します。

総会には、評議員や理事をはじめ、県内外の約200人が出席。代表理事の佐野俊二・米カリフォルニア大サンフランシスコ校医学部教授が「各界で活躍されている人たちが情報交換し、団結することで大きなパワーが生まれる」とあいさつ。同じく代表理事の菅波茂・AMDAグループ代表は「日本のモデルを各国に伝え、信頼関係を構築したい。志と力を貸してほしい」と呼び掛けました。

自治医科大の永井良三学長は「日本医療体制の解題」と題して講演。「お互いが支え合う持続可能な社会の実現に向け、足を地につけて挑戦してほしい」と訴えました。

続いて、祝賀会があり、中島基善ナカシマホールディングス社長の音頭で乾杯し、出席者らは和やかに歓談しました。

プラットフォームの相談役、顧問は次の皆さんです。(敬称略)
【相談役】
岡田茂(認定NPO法人日本・ミャンマー医療人育成支援協会理事長)
【顧 問】
上昌広(特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所理事長)▽小西恵一郎(公益財団法人国際医療技術財団代表理事)▽永井良三(自治医科大学長)▽吉岡洋介(ローム・ワコー名誉会長)▽川家廣(川宗家19代目・川記念財団理事)就任予定