カルキ財務大臣から感謝状を受け取る菅波代表(右)
トリブバン大学教育病院(TUTH)は、日本政府からの援助を得て35年前に耐震構造法に基づいて建てられた病院です。2015年4月25日マグニチュード7.8の大地震がネパール中部を襲いました。他の医療施設が機能しなくなった中、この施設だけは医療機能を果たし続け、地震直後多くの被災者が運ばれ医師たちは安心して医療活動を行うことができました。
地震発生直後、TUTHは医療施設ならびに医療従事者が充実していたため、独自に医療活動を行うことができました。しかし、同病院では医療資材や医薬品を購入する資金が不足していたため、AMDAは資金を援助し、加えて同大学が被災地シンドゥパルチョク郡病院で行った復興支援活動に対して約1年間資金面で支援をしました。
トリブバン大学医学部創立46周年と同大学教育病院35周年設立記念式典が本年7月16日に行われ、AMDAから菅波茂代表ら3人が出席。大学医学部とTUTHよりAMDAに対し感謝状が発行され、臨席のギャネンドラ バハデゥル カルキ財務大臣から贈られました。