モンゴルで行われたGPSP平和祈願祭
医療と魂のプログラムとは、ともに過去から学び、世界の平和を祈り、国際社会に平和の尊さを提唱する事業です。第二次世界大戦の犠牲者には宗教者による慰霊祭を、そしてその家族にはAMDAの医療サービスを提供する、宗教者とAMDAの合同事業として2000年から行ってきました。
ハルハ河戦争(ノモハン事件)から77年目となる今年は9月4日、モンゴル仏教総本山ガンダン寺において、宗教法人大本様にご参加いただき、ガンダン寺のご住職がたとともに、第二次世界大戦で尊い命を捧げたモンゴル、日本両国の犠牲者のご冥福を祈り、世界平和を祈願しました。
式典の後は、境内にあるゲルの中で、3年計画で実施されているAMDA ガンダン ロータスプロジェクトについて、昨年モンゴル国内の6か所の僧院から60名の少年僧に僧侶法衣が支援されたことが報告されました。また、最終年となる本年度は、少年僧の食糧支援が提案され、実施することがきまりました。
【派遣者】
菅波 茂/医師/AMDAグループ代表
ドン・ラオ/医師/AMDAシンガポール支部長
難波 妙/調整員/AMDA職員