11月下旬からの豪雨により、インドネシア・スマトラ島北部を中心に洪水や土砂崩れが発生しています。
インドネシア国家災害対策本部によると、12月7日時点で死者916人、行方不明者274人、負傷者4,200人、損壊家屋105,900棟 が確認されています。
現地では洪水の影響が継続しており、地域によっては病院が浸水し、医療機能が一部停止しています。
AMDAインドネシア支部は、12月4日より北スマトラ州メダンに医師2人、研修医2人を派遣し、他団体とも協力し、避難所などでの医療支援活動を実施しています。
活動地域周辺では浸水が確認されている場所もありました。


避難住民の中には、家屋浸水により十分な荷物を持ち出せなかったケースがあり、外傷が約1週間以上経過し感染が疑われる事例も報告されています。
AMDAは、現地でインドネシア支部の活動に合流するため、看護師2人を日本から派遣することを決定。
12月7日に日本を出発。翌日8日にメダンに到着し、AMDAインドネシア支部と合流することを予定しています。
