フィリピン・ミンダナオ島洪水緊急医療支援活動
フィリピンでは、2011年12月16日から17日にかけて台風21号が発生し、死者数1,200人を超える災害となりました。
AMDAは12月21日から1月16日までの期間に3回に分けて緊急医療チームを派遣。フィリピン支部、インドネシア支部との多国籍医師団を結成し、医療支援活動を行いました。日本からはAMDAグループ代表・菅波茂医師、武田未央看護師、調整員として倉敷フィリピーノサークルに所属する大山マジョリさんとAMDA本部のニティヤン ヴィーラヴァーグの4名が参加しました。
フィリピンでの災害に対して、岡山県内に在住するフィリピンの方とともに活動するのは、2009年台風16号被災地支援に続き2例目となります。いずれの時もフィリピン軍や地元医師らと協力して活動を行い、今回の巡回診療では合計6000人以上の患者を診察しました。その他医薬品や生活支援物資などの提供も行いました。
支援活動をするAMDA菅波医師(中央) |
支援物資を配布するマジョリ調整員(左)と武田看護師 |