AMDAネパール ポカレル医師 岡山県立大学の客員教授として来日(2012/1発行ジャーナル1月冬号掲載) – AMDA(アムダ)
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AMDAネパール ポカレル医師 岡山県立大学の客員教授として来日(2012/1発行ジャーナル1月冬号掲載)

AMDAネパール ポカレル医師 岡山県立大学の客員教授として来日


岡山県立大学保健福祉学部で講義する
ポカレル氏と、熱心に質問する学生

ヴィシュヌ村ヘルスポスト開所式1993年

AMDAネパール創立メンバーのひとりで、現在ネパールのトリブバン大学助教授であるラミシュワール・ポカレル氏が6年ぶりに来日し、岡山県立大学の客員教授として保健福祉学部で集中講義を行いました。高知大学、神戸大学でも講演し、各地で和やかな交流の場が持たれました。岡山県立大学では、「ネパールの保健医療の現状と課題」について主に日本語で講義を行い、3、4年生を中心に100人近くが熱心に受講しました。

1957年 カトマンズ生まれのポカレル氏は、名門トリブバン大学医学部を卒業後、大阪大学日本語コースを経て、神戸大学医学部で1992年から1997年にかけて研究し、小児外科分野で修士号と博士号を取得した。AMDAとは1984年神戸で開かれたAMSA(アジア医学生国際会議)の会合で出会い、AMDAネパール支部の設立(1989年)に尽力して初代支部長を9年間務めました。AMDAネパールの最初のプロジェクトで郵政省ボランティア貯金配分金の初年度事業であるヴィシュヌ村地域保健プロジェクト(1992〜95)を同時期に日本に留学していたロヒト・ポカレル医師、リマル医師らとともに立ち上げたほか、94年のAMDAルワンダ難民緊急医療支援活動に参加。AMDAダマック病院、シッダルタ母子病院(AMDAネパール子ども病院)の設立メンバーでもあります。