「災害時義援金マッチングギフト制度」によるご支援の紹介(2010/3発行ジャーナル3月春号掲載) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

「災害時義援金マッチングギフト制度」によるご支援の紹介(2010/3発行ジャーナル3月春号掲載)

「災害時義援金マッチングギフト制度」によるご支援の紹介

三井住友海上グループホールディングス株式会社
企面部地球環境・社会貢献室  玉垣 裕美子

 


三井住友海上・岡山支店 神部支店長(左)

 三井住友海上グループでは、今年1月に発生し甚大な被害をもたらしたハイチ地震の被災者を支援するため、社員から災害義援金の募集を行いました。2、473名から寄せられた義援金に会社が同額をマッチングギフトとして上乗せ、現地で支援活動に従事する日本のNGOに寄贈することとし、いち早く災害現場に赴き救援活動をスタートされたAMDAさんを、寄付先に選ばせていただきました。 2月10日、当社グループの三井住友海上岡山支店・神部支店長から100万円を寄贈しました。

 当社では、大規模災害が起きた際は[災害時義援金マッチングギフト制度]により、被災者の方々へ社員の気持ちを2倍にするかたちで寄付を行っています。AMDAさんには、これまでに1995年阪神・淡路大震災、2007年ソロモン諸島地震の際にも、社員からの義援金を託させていただきました。また、社員の社会貢献活動団体「MSIGスマイルハートクラブ」から毎年助成金としての支援も継続しています。

 MSIGスマイルハートクラブは、CSR経営の一環として社会貢献活動に取り組む中で、社員の社会貢献活動の支援の柱として創設した社員有志による社会貢献活動団体です。会員からの拠出金を活動資金に、全国各地の社会活動団体への助成、NPOや他の企業との協働による社会貢献活動の実施、社員が参加するボランティア活動への資金援助等を、会社・社員が一体となって行っています。具体的な活動としては、チャリティ・クリスマスカードによる世界の紛争・被災地域の子どもの支援や、ボランティアによる手編み作品を世界の子どもたちに贈るプロジェクトなどがあります。1994年に発生したサハリン大地震では、被災した子どもにセーターを送る際、AMDAさんにご協力いただきました。

 保険・金融サービス事業を通じて人々に安心・安全を届ける事業に携わる身として。 [救える命があればどこへでも]というAMDAさんの姿勢に共感しています。今後も、被害に見舞われた人たちを助けたいと思う方々の代わりに、さまざまな現場でご活躍いただきたいと願っております。