インド洪水被害に対する緊急救援活動
学用品を配布する鹿嶋調整員 |
活動期間:2009年10月10日〜18日
派遣者:鹿嶋 小緒里/調整員
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科助教
2009年9月下旬、インド南部カルナタカ州とその周辺州で、「数十年に一度」といわれる集中豪雨による洪水が発生し、カルナタカ州では、死者豹200人以上、250万人以上が家屋を失う甚大な被害が発生しました。AMDA本部は、インド支部及びAMDAと連携協定を結んでいる岡山大学とインド・マニパール大学と協力し、被災地の調査を実施。被災者への支援物資配布を念頭に、岡山本部から鹿嶋調整員を派遣しました。被災地では、洪水被害により子どもの学用品が不足していたことから、通学カバン、文具、衣服等を配布しました。また、被災地カルナタ州の行政機関との意見交換や被災村の調査を通じ、化学工場から流出した化学物質による井戸水汚染が懸念されていることが判明。インド支部とマニパール大学は、被災者の健康への影響を考慮し、飲料水の調査を計画しています。