AMDAアメリカ地区会議(於ボリビア)報告:AMDA会議南米大陸初上陸
AMDAインターナショナル 大林純子
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2006 年11月25・26日、1984年から続いてきたAMDAインターナショナルの会議が、初めて太平洋を渡り「AMDAアメリカ地区」会議として南米ボリビ アの地で開催されました。開催地となったサンタクルス市は急発展を遂げつつあるボリビア第二の都市であり、ホストを務めるAMDAボリビア支部も所在して います。この会議には、ボリビア支部の周到かつ暖かいアレンジのもと、海外からは菅波代表を筆頭とする本部日本と、ペルー、ホンジュラス、カナダ各支部と ブラジルからのゲストが参集しました。
AMDA国際会議の通例どおり、一日目は緊急医療活動及びコミュニ ティ開発活動に従事するAMDAの人道援助をテーマとしたコンファレンスが行われ、サンタクルス市庁をはじめとする地元代表やボリビア支部の活動を支える 当地の医師等大勢が参加して熱気のこもった発表と意見交換が行われました。AMDAボリビア支部の主要構成メンバーが運営するフォイアニニ病院は、当地の 優良な医療施設として名高いのですが、AMDAボリビア支部として当国の医療技術向上に長年寄与してきた非営利活動をより広く知ってもらう機会にもなりま した。また、地元当局からは、参考になる事例として中南米におけるAMDA各支部の活動について特に強い関心を寄せられ、質疑応答が盛んに行われました。 一日目夜の夕食会には、在サンタクルス日本国駐在代表方をお招きし、当地の民族舞踊と食事にもてなされつつ関係者間の交流が深められました。 |
コンファレンス第一日目 |
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