ソロモン諸島沖地震・津波緊急支援活動(2007/8発行ジャーナル8月夏号掲載) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

ソロモン諸島沖地震・津波緊急支援活動(2007/8発行ジャーナル8月夏号掲載)

ソロモン諸島沖地震・津波緊急支援活動

 
 

高台にあるティティアナ村住民の避難キャンプ
 4月に発生した地震・津波によって大きな被害を受けたソロモン諸島。AMDAは、機材の供与を中心とした医療支援プロジェクトの実施に向けて、7月4日館野和之調整員を派遣しました。州の保健局担当者などと復興計画について協議し、計画を策定します。
災害後の医療ニーズとして感染症予防は優先順位が高く、また、一般に当国は一級のマラリア汚染地域といわれています。ギゾ地区の基幹病院とヘルスセン ターでは、予防接種のワクチン保管用冷蔵庫などが災害によって破損、故障していて、アイスパックはじめ付随的な資材や修理に必要な部品の不足も指摘されて います。

医療支援チーム
ソロモン諸島沖地震・津波緊急支援活動 ササムンガ病院の看護師長から届いた感謝状
 AMDAは、4月21日?5月5日、ササムンガ病院(チョイスル島)で、AMDAインドネシア支部派遣の医師がソロモン諸島政府派遣の看護師6人と協働し、24時間体制で診療を行ないました。   病院のスタッフ及び私たちの家族に代わって、二週間、ササムンガの地で私たちと共にいてくれたことに感謝します。AMDAが来てくれて本当に助かりまし た。被災者の診療を行ってくれたことはもちろん、災害後の悲惨なササムンガ村の状況を他のNGOなどに発信し続けてくれたことにも感謝します。AMDAが 来てくれて、本当に安心しました。また、AMDAがいてくれることで、自分たちのことを心配してくれる人がいることが分かり、勇気づけられました。(以下 略)