大型で非常に強い台風26号（国際名：フォンウォン、現地名：ウワン）が、11月8日から9日にかけて、フィリピン・ビコール地方へ接近し甚大な被害をもたらした。

　フィリピン国家災害対策本部（NDRRMC）によると、台風26号による死者25人、負傷者30人、行方不明者2人が確認され、133万世帯467万人以上が被災した。（11月13日発表）

　AMDAは、現地関係者から支援要請を受け、日本から看護師1人、調整員1人をフィリピンに派遣することを決定。AMDA派遣チームは、11月15日にマニラに到着し、現地関係者とともに、支援活動にむけて準備と調整を行う。

　その後16日にカタンドゥアネス島に移動し、フィリピン看護協会カタンドゥアネス支部など現地協力団体とともに、支援活動の実施に向けた具体的な調整を行うことを予定している。

【AMDAのこれまでの主なフィリピンでの支援活動】　　　　　　　
2025年10月　フィリピン地震被災者緊急支援活動(セブ島・ミンダナオ島)
2025年7月　フィリピン洪水緊急支援活動　(ルソン島)
2024年10月　フィリピン台風20号被災者緊急支援活動　(カタンドゥアネス島)
2023年5月　フィリピン・カビテ市火災被災者支援活動　(ルソン島・カビテ市)
2022年11月　台風22号被災者緊急支援活動（ミンダナオ島）