AMDA 職員が徳島県美馬市の防災訓練に参加(2025/10発行ジャーナル秋号) – AMDA(アムダ)
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国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA 職員が徳島県美馬市の防災訓練に参加(2025/10発行ジャーナル秋号)

大西 彰

 8 月 4 日ならびに 9 月 1 日、AMDA 職員 2 名が徳島県美馬市で行われた一連の防災訓練に参加しました。AMDAと大規模災害時の支援に関する協定を締結する美馬市は、*AMDA 南海トラフ災害対応プラットフォームにもご参加いただいています。今回は、同プラットフォームの運営委員長で医療法人『芳越会』の理事長を務める林秀樹医師からご案内をいただき、災害時にスムーズな連携が図れるよう訓練への参加を決めました。

 8 月 4 日に行われた災害対策本部運営訓練では、“ 午前 11 時に南海トラフ地震が発生した ” という想定で、美馬市の災害対策本部が立ち上げられ、消防、警察、保健所、医師会、社会福祉協議会など、地元の関係諸機関から職員(リエゾン)が集結しました。AMDA は、“ 発災直後に美馬市から支援要請が入った ” という想定のもと、徳島県外からの支援団体という立場で訓練に参加しました。

 また 9 月 1 日に行われた災害図上訓練では、災害時、地元医師会チームと介護福祉チームが各自でどのような活動体制をとるかを検討した後、チーム間での効果的な連携について話し合いが行われました。

 AMDA は、今後も南海トラフ災害に備え、顔の見える関係を築き、連携を深められるよう、関係諸機関が行う訓練等に参加していきます。

  • 高い確率での発生が懸念される南海トラフ災害に円滑に対応するため、AMDA では、同プラットフォームを基盤として自治体や医療機関、企業、NPO 等との連携強化を図っています。