AMDA速報1 フィリピン・セブ島、ミンダナオ島地震被災者緊急支援活動 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA速報1 フィリピン・セブ島、ミンダナオ島地震被災者緊急支援活動

フィリピン中部のセブ島沖で、9月30日現地時間21時59分(日本時間22時59分)にマグニチュード6.9の地震が発生。被災地では教会など建物の倒壊があり、死者74人、負傷者559人、被災世帯は20万世帯72万人以上に上っているとフィリピン国家災害対策本部より発表されている。(10月11日現在)

AMDAフィリピン支部およびフィリピン関係者より要請があり、AMDAは現地での支援活動に向けて調整をすすめてきた。さらに、10月10日午前9時43分(日本時間午前10時43分)には、フィリピン南部ミンダナオ島沖でも、マグニチュード7.4の地震が発生した。同日夕刻にも、マグニチュード6.8の地震が発生し、余震が多発している。これらの地震でも、死者8人、負傷者146人、被災者数は少なくとも7万世帯9万人以上に上る。(10月11日現在 フィリピン国家災害対策本部)

この状況を受け、AMDAは日本から看護師2名、調整員1名をフィリピンに派遣することを決定。AMDA派遣チームは、13日、ミンダナオ島ダバオに到着し、AMDAフィリピン支部並びに現地関係者と合流し、セブ島、ミンダナオ島、両島での支援活動に向けた調整を開始する。16日、メンタルヘルスケアを含めた医療支援活動を行うことを予定している。