プロジェクトオフィサー あるちゃな ジョシ

5 月 30 日、全国市町村国際文化研修所より依頼を受け、「世界の文化と生活」について講演を行いました。全国の消防署から集まった職員 31人を対象に、AMDA の海外活動、特にインド・ネパールでの健康増進や生活・農業支援の取り組みを紹介しました。
加えて、ヒンズー教徒やイスラム教徒の文化、食生活、慣習などについても解説し、異文化理解の重要性を強調しました。近年、日本国内でも外国人住民や観光客が増加し、消防職員が緊急対応時に文化的背景への理解を求められる場面が増えています。
受講者からは、「宗教による食文化や慣習が異なるため、消防行政サービスの提供時、事前説明を行い同意の上サービスを提供することが大切だと感じました」「災害支援の話と、宗教・文化についての話をそれぞれ説明してくれたのはわかりやすく、個人的には外国人を仲間に入れることが一番良い解決方法になると感じました」「AMDA の活動を知ることができ、世界での文化、生活の違いを知ることができました」などの声が寄せられ、講義が有意義であったことが伺えました。