AMDAスリランカ・白内障手術プロジェクト2 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDAスリランカ・白内障手術プロジェクト2

AMDAスリランカ・白内障手術プロジェクト2












スリランカの北部(2009年まで25年以上続いた長い継続内戦によって、荒廃したジャフナ地区)に、台湾IHA(台湾国際医療支援チーム)と協力してAMDAは、無料白内障手術プロジェクトをジャフナ教育病院で実施しました。

今回AMDAでは、白内障手術事業として、台湾IHA(台湾国際医療支援チーム)と連携し、台湾からの2人の外科医とジャフナ教育病院からの2人の外科医が参加しました。 8月の4、5、6日に、134人の患者に対して、視力を矯正するために、眼内レンズを入れる手術を行いました。地元の医者、看護婦、案内係と他の技術的なアシスタントなどスタッフ全員が、手術を成功にむけて、3日間、力を合わせて働きました。 4日には41件、5日には51件、最終日には42件の手術が行われました。

8月11日には、手術の合併症などが発生していないかを確認するため手術を受けた全患者134人に対し、Point Pedro地区のManthikai基地病院で術後の再診を行いました。

手術終了後、医療チームは、今後の手術のために、3つの他の場所(Chavakachiri基地病院、Velanai病院とKytes病院)で、白内障の検査を行いました。8月7日にはChavakacheri基地病院で105人の相談を受け、今後の手術に向けて白内障70人の患者を選定しました。Velanai病院とKytes病院の検査では、地元の外科医のサポートを受け同様に検査を実施。Velanai病院では62人(男性26人、女性36人)のうち31人、 Kytes病院では、74人(男性21人、女性53人)のうち34人が白内障でした。
Regional Director of Health Services (RDHS地区保健事務局)は、保健省の助けを借りて、後日無料の手術を行います。