AMDAフードプログラム インドネシアから研修生が来日、活動開始 – AMDA(アムダ)
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国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDAフードプログラム インドネシアから研修生が来日、活動開始

インドネシアから研修生が来日、活動開始

田んぼの準備を行う研修生2名

2012年4月から新庄村野土路地区の「AMDA野土路農場」でAMDAフードプログラムを開始し、昨年は様々な野菜や1等米の収穫がありました。2013年度は新庄村と合同で、インドネシアマリノ地区から有機農業研修生2名を招へいしています。
現在は、農場を耕して、うねを作り、種まき・苗植えの準備中です。とうもろこし、じゃがいもなど、野菜も育てる予定。2人とも、意欲的に研修に取り組んでおり村民の皆さんにも温かく迎えてもらっている様子が伺えました。
ここで、新庄村に移って約1週間が経過し、活動についての意気込みや村での生活などについて質問したインタビューを紹介します。

デンラさん

4月21日のがいせん桜祭りでは、インドネシアの調味料を使った自慢の味付けのアヒルの串焼きを作って、大好評でした。
新庄村の人たちは、皆さん分け隔てなく接してくれるし、皆とても優しい。来日したばかりの頃は、寒かったけれど、だんだん気候にも慣れてきた。日本食も口に合うし、何も問題ない。
村の人々も、「助けが必要な時は手伝うし、こっちも手伝って欲しい時はお願いね。」と言ってくれてとてもうれしい。
私は、インドネシアのマカッサルで保育園の園長先生をしていたので、新庄村の保育園や小学校で、インドネシアの文化や伝統的な民族衣装・踊りなどを披露して文化交流をしたい。
何かイベントがあれば、インドネシアの歌を歌ったり、インドネシア料理を作ってみんなに食べてもらいたいと、ホタル祭りやその他の村の行事も楽しみにしている。

 

イカワティさん

この研修が終わって、インドネシアに帰ったら、農業だけじゃなく、まずはいい仕事を探したい。
インドネシアでは、作物をより早くより多く収穫するために、化学肥料を使っているが、新庄村で牛の有機肥料を使う方法、炭を使う方法など色々な有機農法を学んで帰って、地元でその農法を広めたい。