AMDAは6日、将来発生が予想される南海トラフ地震など大規模災害に備え、岡山市吉備学区連合町内会と連携協力協定を締結しました。
AMDA本部で行われた調印式で、西村会長は「AMDAは医療支援だけでなく、避難所の運営全般に細やかな配慮をしていただける頼もしい存在」と述べた後、両者は協定書に署名、押印しました。
協定書は、災害が発生した場合、同町内会は可能な範囲でAMDAの活動に協力するのを始め、吉備学区が被災し避難所が設置された場合は、両者が協力して支援活動に取り組むとしています。
西村輝氏は、東日本大震災発災直後からAMDAの緊急医療支援チームに調整員として参加してくださり、その後も度々東日本被災地に支援に入っておられます。また、震災を機に仙台で路上生活を送ることになった人々に炊き出し支援を行うためにお米の提供を2011年から毎年継続くださっています。
熊本自身でもAMDA緊急医療支援チームに調整員として参加くださいました。
これまでの豊富な活動参加のご経験と、深いAMDAのご理解から、会長を務められる連合町内会としての連携協定を結ぶ運びとなりました。
AMDAと町内会との連携は吉備学区が初めてです。同学区町内会とAMDAはこれまで東日本大震災や熊本地震などで協力して支援活動に取り組んでおり、今回の連携協定締結の運びとなりました。