12月28日21時38分ごろ発生した茨城県北部を震源地とする地震被災地にむけ、翌29日朝7時岡山駅を出発した大西調整員と埼玉から出発した山河看護師はJR品川で合流し、日立市で下車、ここからはレンタカーで震度6弱の揺れが観測された高萩市に向かった。
途中、北茨城市と高萩市の間で地震による落石のため通行止めになっている道路箇所があるものの目立った建物被害などはなかった。
高萩市に到着後、市役所を訪問し情報収集を行った。
発災後開設された複数避難所は29日午前中で解除されており、余震は続くものの、建物に被害はほとんどなく、市内は平穏で高萩市および周辺で医療等支援ニーズは特にない様子であった。
高萩市において住宅被害は5戸、ブルーシート配布を市が行ったとのことである。
この日29日は市内のホテルに宿泊。
このホテルには地震で壁にヒビが入っていたが平常通りの営業がされていた。
本日30日は高萩市隣の北茨城市を経由し震度4を観測した福島県いわき市まで向かったが、何処も殊に通行止めもなく平常に戻った様子が確認できたので、山河看護師と大西調整員は帰路につくこととした。
AMDAは余震が続く北関東に注視を続けている。
■AMDAからの派遣者
山河 城春(やまかわ しろはる) 42歳/看護師・保健師/埼玉県在住/
AMDA ERネットワーク登録メンバー 東日本大震災、熊本地震他派遣
大西 彰 (おおにし あきら) 48歳/調整員/岡山市在住/AMDA本部職員
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