7月27日から31日までの5日間、AFAD(現地NPO)、AMDAバングラデシュ支部とAMDA本部との合同チームは、バングラデシュ北部洪水被災者緊急支援活動として、特に洪水被害の大きいクリグラム県で医療支援及び物資支援活動を行ってきました。実際の活動の様子をご覧ください。
合同チームの医療支援活動の中で、診察を受けた患者の1人である、シャヒダさんは40代女性で、7人家族。洪水の際には、首の上まで水がきて何とか避難しました。一時的に避難所生活を送った後、木とビニールで作った小屋を道端に建てて住んでいます。
「毎年洪水被害はあるが、今年は特にひどい。被災から2週間以上経過したが、あと10日くらいは水が引かないと思う。今回、医師に持病の胃腸炎を診てもらえた。AMDAの場合、地元医師が個別に話を聞いて、適切な薬を処方してもらえたことが良かった」とシャヒダさんは話しました。