AMDA兵庫・神女クラブメンバー ネパール研修(2024/4発行ジャーナル春号) – AMDA(アムダ)
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AMDA兵庫・神女クラブメンバー ネパール研修(2024/4発行ジャーナル春号)

ネパール事業担当 アルチャナ ジョシ
 
 2024年2月12日から18日まで、AMDA兵庫の支部として活動している神女クラブのメンバー(神戸女子大3年生、2名)とAMDA兵庫のメンバーの娘さん(中学2年生1名、中学1年生1名)の合計4名がネパール研修に参加しました。今回のネパール研修の主な目的はAMDAネパール支部が運営するAMDAネパール子ども病院訪問を通して、ネパールの文化に触れることです。

 AMDAネパール子ども病院を訪問した参加者は、入院や外来に来ている子どもたちに日本から持参したシール、小物、お菓子などを渡したり、シャボン玉や風船で遊んだりして交流しました。体調不良でつらそうな子どもたちも笑顔を見せながら、楽しんでいました。「今回は、あまりネパール語はできませんでしたが、次に来る時にはネパール語を話せるように頑張って、現地の子どもたちやほかの方々と沢山お話をしたい」と、ネパール語に関心が沸いた参加者もいました。

 
 また、AMDAネパール子ども病院の病院長は、「遠い日本からネパールまで来てくださり、お土産を子どもたちに渡していただき、ありがとうございます。この楽しい時間は子どもたちの心にずっと残るでしょう」と話しました。 このほか、ネパールの民族衣装を着たり、色々な民族の方々と話をしたり、カトマンズの旧王宮殿広場、ボダナート寺等、世界遺産に登録されている観光地でネパールの文化に触れ、加えて、トリブバン大学教育病院、看護学校等も訪問しました。

 参加者は、「実際にネパールに滞在し、世界遺産などを訪問して、多くの宗教や現地の方たちの人柄、生活状況など、ネパールについて深く知ることができました。この経験によって自分が思っていた”普通”や”当たり前”が国によってそうではないことに気付くことができ、自身を見直す機会にもなりました。広い視点を持つことの大切さを、身を持って学ぶことができました」と話しました。異文化に触れ合い、たくさんのことを学ぶことができたようです。今回の研修で学んだことが、将来、どこかで役立つことがあ
ればと願っています。