2021年度年次報告 災害支援事業(緊急支援活動)災害支援(2022/7発行) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

2021年度年次報告 災害支援事業(緊急支援活動)災害支援(2022/7発行)

 

災害支援(緊急支援)時系列一覧

支援活動 活動期間 活動実施地域
中国・河南省豪雨被災者緊急支援活動 21/7/25 〜 21/8/19 河南省
ハイチ地震被災者緊急支援活動 21/8/14 〜継続中 グランダンス県ジェレミー市近郊
インドネシア土砂災害被災者緊急支援活動 21/10/5 〜 21/10/9 南スラウェシ州ルゥー県
フィリピン台風18 号被災者緊急支援活動 21/10/17 ラ・ウニオン州ルナ町
フィリピン台風22 号被災者緊急支援活動 21/12/1 〜 22/3/13 ボホール島、シアルガオ島、
レイテ島南レイテ州
マレーシア洪水被災者緊急支援活動 21/12/22 〜継続中 マレー半島
ウクライナ避難者緊急支援活動 22/3/7 〜継続中 ハンガリー・キシュバールダ、ベレグスラーニー、ザホニー

  



 

ウクライナ避難者緊急支援活動

◇実施場所: ハンガリー・キシュバールダ、ベレグスラーニー、ザホニー
◇実施期間: 2022 年3 月7 日〜継続中
◇派遣者( 派遣順): 柴田 和香 / 医師( 日本資格)/ KIT王立熱帯研究所(オランダ・KIT Royal Tropical Institute)国際保健修士課程修了見込 ・ 2006-2007 年AMSA インターナショナル代表、吉田 修 / 医師(日本資格)/ TICO 代表・さくら診療所理事長、松本 圭古 / 看護師(日本資格) / AMDA 緊急救援ネットワーク登録メンバー、中村 哲郎 / 調整員 / TICO、難波 妙 / 調整員 / AMDA理事、榎田 倫道 / 看護師(日本・オランダ資格) / Nieuw Unicum( オランダ・福祉施設)、佐藤 拓史 / 医師( 日本資格) / AMDA理事、吉田 純 / 医師(日本・ハンガリー資格) / 岡山大学病院卒後臨床研修センター・TICO
◇現地協力者( 活動順): 志井田 海 / ハンガリー国立センメルワイス大学医学部、光井 一輝 / ハンガリー国立センメルワイス大学医学部、大堀 裕太郎 / ハンガリー国立センメルワイス大学医学部
◇現地での参加者を含めた事業チーム構成: AMDA・TICO 合同医療チーム8 人(医師4 人、看護師2 人、調整員2人)、ハンガリー国立センメルワイス大学学生3 人
◇受益者数: 80 人(ハンガリーでの医療支援受益者のみ)
◇受益者の声:
(マッサージを受けたボランティアの方)
「疲れが取れたから、笑顔で避難者の人たちに接することができる。」

◇事業内容:
2 月下旬のウクライナの人道危機により、3 月31 日時点でウクライナより約404 万の人たちが自分と家族の身の安全のため、周辺国に避難した。3 月7 日より日本人医師1 人とハンガリー・国立センメルワイス大学に通う日本医学生1 人が、37 万人が避難するハンガリーにてニーズ調査開始。3 月9 日、特定非営利活動法人AMDA と特定非営利活動法人TICO(徳島県)合同医療チーム(医師1 人、看護師1 人、調整員2 人)が岡山を出発しハンガリーへ。そして国境近くの町や村で、地元の医療者たちと共に避難者への診療を開始した。19 日に第3 次チーム(医師2 人、看護師1 人)を派遣した。
 

1ウクライナからハンガリーへの避難者支援

ウクライナから国境を越えてベレグスラーニーにやってきた避難者のために中継地点「ヘルプセンター」が設置。合同医療チームはヘルプセンターにある仮設診療所に、ハンガリーの医療者と共に、避難者の診療を実施。24 時間交代で医師・看護師が入った。1 日あたり15 〜 20 人の患者を診察するとともに、ヘルプセンターを巡回し、避難者や、避難者を24 時間見守るボランティアの方々からの健康相談にも対応。さらに、避難者・ボランティアの方々の癒しとして、看護師が足湯やマッサージなどを提供。マッサージを受けながら避難者がお話される避難されたときの状況などを、看護師は静かに伺っていた。

また、国境の町であり、ウクライナとハンガリー間を走る列車の駅ザホニー駅の中の仮設診療所でも、ザホニー町長の要請を受け、ウクライナからの列車が到着する午後5 時から3 時間、現地医師とともに避難者の診療にあたった。チームが活動に入った当初、診療室の薬が整理整頓されていなかったが、合同チームがハンガリー語・英語・日本語でラベルを作り、整頓用の棚は町長自ら搬入を行った。
 

2ウクライナ国内への支援

国境近くの町キシュバールダにある「カルパッチヤハウス(Karpatalja Haz)」にて、ウクライナの病院での医薬品不足の状況を伺った。日本人はウクライナ国内へ入ることができないため、カルパッチヤハウスを通し、医薬品の支援を決定した。また、ウクライナ人の検査を目的に、ウクライナ人医師にポータブルエコー(超音波診断装置)も寄贈した。

その後、カルパッチヤハウスにて、ウクライナ国内のリハビリテーション施設に避難者が避難してきている状況を聞く。避難者の生活のため、AMDA・TICO は、必要な家電製品の支援を決定。同施設関係者がAMDA に代わり、冷蔵庫や電子レンジなどを購入した。また、カルパッチヤハウスのパートナー団体「ヴァルダ伝統文化協会(Várda Hagyományrz,Kulturális Egyesület) と協力協定を締結、この団体を通し、現在ウクライナ国内で必要とされている新鮮な野菜や果物などの支援も行った。

 

フィリピン台風22 号避難者緊急支援活動

◇実施場所: ボホール島、シアルガオ島、レイテ島南レイテ州
◇実施期間: 2021 年12 月17 日〜 2022 年3 月13 日
◇現地での参加者を含めた事業チーム構成:
フィリピン海軍、大統領府事務官レオンシオ・エバスコ氏、フィリピン開発安全女性委員会(WiNDS)、AMDA フィリピン支部、AMSA( アジア医学生連絡協議会) フィリピン支部、フィリピン医学生協議会、ロータリークラブマニラ101、GoShare Foundation
◇受益者数:
(ボホール島食糧支援)1,500 世帯
(シアルガオ島医療・食糧・物資支援)医療支援 1,668 人、読み聞かせとぬり絵コンテスト 500 人、食糧・物資支援 2,071 人
(レイテ島・南レイテ州物資支援)2 日間計 1,950 人以上
◇受益者の声:
(シアルガオ島の方より)
「AMDA が初めて支援をしてくれた団体です。特にクリスマス・イヴにチームが到着してくれたことで希望を与えられ
ました。」
 
◇事業内容:
12 月16 日午後、猛烈な台風22 号(フィリピン名オデット)がフィリピンに上陸。同国中部のシアルガオ島に上陸後、レイテ島やボホール島、セブ島などを横断し、各地で甚大な被害をもたらした。2 月21日時点、死者数405 人、負傷者数1,371人、行方不明者数52 人、約299 万世帯1,061 万人が被災した。(フィリピン国家災害リスク削減管理委員会 発表)。

台風上陸翌日の12 月17 日、AMDA は現地協力者であるフィリピン大統領府 事務次官グロリア・メルカド氏及びAMDAフィリピン支部に連絡をとり、情報収集を開始。コロナ禍において日本からフィリピンへの医療チーム派遣は困難なため、現地で必要とされる支援を行うことを決定した。
 

1ボホール島食糧支援

洪水や家の倒壊などの被害が著しいボホール島にて、フィリピン海軍に加え、2017 年にAMDA との協力協定に署名した大統領府事務官レオンシオ・エバスコ氏、フィリピン開発安全女性委員会、AMDA 合同で、お米や缶詰食糧支援を実施。23 日、マリボホック町長、翌日にはロボック町長にそれぞれ50 キロの米20 袋と缶詰などを贈呈した。一方、ウバイ市での活動は、支援物資の調達や道路の復旧を待っていた。準備の整った27 日、フィリピン海軍予備役や現地のボランティアの方々による食糧の袋詰めを開始。そして29日、同市内の海沿いの地域に住む500 世帯を対象に、合計50 キロの米20 袋及び缶詰1,000 個を提供することができた。
 

2シアルガオ島医療・食糧・物資支援

最初に台風が上陸したシアルガオ島のデル・カルメン町コロ副町長より「同町のうち、2 つの地域が届いていないため、支援してほしい。」とAMDA フィリピン支部に要請があり、同支部医療チーム(医師2 人、調整員1 人)は12 月24日にボートに乗って同島入り。フィリピンにとって1 年の中で最も大切なクリスマスの25 日、要請のあった2 カ所で、医師2 人による無料診療と薬の提供、食糧・物資支援、そして子どもたちを対象とした絵本の読み聞かせやぬり絵コンテストといったメンタルケアに関する活動も行った。チームは翌日26 日にマニラに戻る予定だったが、悪天候によりフライトがキャンセル、28 日まで滞在が延長となったため、この日、同島の別の町2 カ所でも無料診療と、子どもたちにメンタルケアに関する活動を行った。27 日、28 日は現地の診療所にて新型コロナワクチンの接種の手伝いを行い、同日、無事にチームはマニラに戻った。
 

3レイテ島・南レイテ州支援

12 月23 日、約10 万世帯が被災した南レイテ州の元知事の要請を受け、追加で支援を決定。現地協力者や複数の協力団体により準備された水や米・缶詰、衛生用品やブルーシートなどの支援物資が1 月16 日、フィリピン海軍のご協力でマニラを出発した。そして1 月29 日、南レイテ州の3 つの町で支援を実施。今回の支援は、特に災害の影響を長く受けやすい子どもを対象にマジックショーなどを開催。3 カ所合計で子どもたち58 人、高齢者168 人含む参加者1,250 人に対し、マジックショーと、その後、支援物資として飲料水や食糧などを配った。3 月13 日には第2 弾として同州の2 つの町にてマジックショーを実施、参加した合計700 人以上の子どもたちはおもちゃと文房具などのセット、ハンバーガーセットやお菓子などを受け取った。

 

フィリピン台風18 号被災者緊急支援活動

◇実施場所: ラ・ウニオン州ルナ町
◇実施日: 2021 年10 月17 日
◇現地での参加者を含めた事業チーム構成:
AMDA フィリピン支部、ルナ町、フィリピン陸軍予備役、その他協力団体
◇受益者数: 医療支援 1,213 人、物資支援 350 世帯

◇事業内容:
10 月8 日未明にフィリピンの東で発生した台風18 号は勢力を強めながら北西に進み、12 日午前0 時(現地時間11 日午後11 時)、ルソン島の北に位置するフガ島に上陸した。台風はその後北西の海上に抜けたものの、国内各地で洪水や土砂災害などが発生。約30 万世帯116 万人が被災した。そのうち、ラ・ウニオン州でも鉄砲水や洪水、土砂崩れなどが発生し、多くの住民が避難を余儀なくされ、台風上陸から3 日が経過した15 日時点で5,000 世帯が避難所に避難しており、医療や食糧などの支援を必要としていた。
 
その状況を踏まえ、10 月17 日、AMDA フィリピン支部は、副支部長含む7 人のメンバーを活動地となるルナ町サントドミンゴ・ノルテ地区に派遣。フィリピン陸軍予備役やその他協力団体らと、被災者を対象に無料診療及び物資支援を行った。

この日診療を受けたのは1,213 人。筋肉痛や関節痛の方が最も多く、続いて高血圧、アレルギー症状や急性胃腸炎の症状が多く見られ、必要に応じて無償で薬が処方された。更に、米や麺類、缶詰などの食糧を350 世帯に配布した。活動後、この支援を行ったエリカ・タニア・ダビロ副支部長は、「このコロナ禍で発生した災害時、助けを必要とする方々のために、多くの人が活動に参加したことに感動しました。ボランティアやご支援いただいた皆様に心より感謝申し上げます。ともに乗り越えよう! (Together, we can!)」と語った。

 

ハイチ地震被災者緊急支援活動 photo032

◇実施場所: グランダンス県ジェレミー市近郊
◇実施期間: 2021 年8 月〜継続中
◇派遣者: 森田 佳奈子/医療調整員/ AMDA 緊急救援ネットワーク、AMDA ハイチ支部(第1 陣6 人、第2 陣7 人、第3 陣6 人)
◇受益者数: 医療支援:434 人 / 食糧支援:726 人 / 児童向け支援:78 人

◇事業内容:
【災害概要】
2021 年8 月14 日朝、中米ハイチにおいて、マグニチュード7.2 の地震が発生。AMDA は8 月17 日よりグランダンス県ジェレミー市近郊において緊急支援活動を開始した。ハイチ国内における被災規模は、8 月18 日の時点で死者1,900人以上、負傷者9,900 人以上とされており、13 万7 千棟を超える家屋が全壊・損壊した(国連人道問題調整事務所発表)。

【活動内容】
このような壊滅的な状況の中、AMDA ハイチ支部主導で、大別して2 つの活動期間に及び救援活動が行われた。活動の主な内訳は、医療支援及び支援物資の配布であり、また子どもたちを対象にクラッカーなどの菓子類や乳児用のオムツなどを提供した。

第1 次派遣の際、活動場所となったボモンやラティボリエーでは、もともと現地に医師や看護師がおらず、このため、 医療サービスの提供は地域住民に大変喜ばれる結果となった。また第2 次派遣の際に訪れたプラン・マタン及びコレイユでは、発災後、AMDA が最初に現地入りした人道支援団体だったケースが地域によって見られた。プラン・マタンでの活動は、そもそもの発端が、先遣隊からこの地域における支援の必要性について報告があったため、再訪して支援を行った形である。その後、日本からも調整員1 人がハイチ入りし、災害対策関連各所との調整業務にあたった。

一方、既に中長期的な復興支援計画がボモンにおいて進行中である。AMDA ハイチ支部長がボモン市長と協議した結果、建築家の坂茂氏率いるNPO 法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)のご協力を賜り、被災地に住居用の仮設テントを設置する予定である。


 

中国・河南省豪雨被災者緊急支援

◇実施場所: 中国・河南省
◇実施期間: 2021 年7 月25 日〜 8 月19 日
◇現地での参加者を含めた事業チーム構成: 日本河南同郷会、日本河南総商会

◇事業内容:
中国の河南省では2021 年7 月16 日以降豪雨に見舞われ、洪水が相次ぎ、現地時間23 日午後7 時の時点で死者56 人、行方不明者が5 人、20 万人以上の人が緊急で生活支援を必要としていた。AMDA は日本で報道された21 日朝、これまでに中国の関係者とAMDA をつなげてくださった原野和芳医師(AMDA 緊急救援ネットワーク登録) と連携を取り、原野医師・AMDA 共同支援プロジェクトとして日本河南同郷会、日本河南総商会からの要請を受け河南省鄭州市を中心とした洪水被災者へ支援実施を決定。日本からのチーム派遣や物資送付などが困難なため日本河南同郷会、日本河南総商会に資金を送金。現地で支援物資を購入し被災者に配布された。

その後、河南省華僑聯合会、日本河南同郷会より感謝状をお送りいただいた。
 
河南省華僑聯合会からの感謝状の日本語訳は以下の通り。
「この度は、貴機構からこころのこもった支援金いただきましたことを厚く御礼申し上げます。私たちは、貴機構よりいただいた大切な支援金を被災者の方々の救済のために活用させていただいています。

河南省での災害発生直後から、国内海外の華僑コミュニティーまた幾つものボランティア団体より大変ご心配いただき、ご厚情あふれ愛がこめたお見舞いのお言葉をすぐさまいただいたばかりか、災害救援の支援金(資材)まで迅速に被災地まで頂戴しました。貴重なご寄付は、洪水の防災と救援、被災された方々が1 日でも早く安心した生活を取り戻すため、重要な役割を果たしています。貴機構に衷心より敬意を表すとともにお礼申し上げます。

『志の合う者は山海をも遠しとせず』現在感染状況が依然として厳しい中、貴機構は良い架け橋となり、国内海外の支援分野の発展において、素晴らしい助けになると確信します。河南省華僑聯合会も各華僑団体、国内海外の友人に支えられてながら、きっと難関を克服し、災害と感染症に勝ち取ることができると信じています。改めて、貴機構の皆様に心から感謝を申し上げます。」

 

インドネシア土砂災害被災者緊急支援活動

◇実施場所: 南スラウェシ州ルゥー県
◇実施期間: 2021 年10 月5 日〜 10 月9 日
◇派遣者数: 16 人(AMDA インドネシア支部、ムスリム大学 (Universitas Muslim Indonesia) 医学部、AMSA ムスリム大学支部など)
◇受益者数: 182 人

◇事業内容:
現地時間10 月3 日午後、インドネシア・スラウェシ島の南スラウェシ州ルゥー県では豪雨により川の氾濫、複数の地域で鉄砲水や地すべりが発生した。127 人が亡くなり、一時期12,000 人もの人が孤立する事態となった。

この深刻な状況を受け、5 日、AMDA インドネシア支部、ムスリム大学(Universitas Muslim Indonesia)医学部及びAMSA ムスリム大学支部などから成る合同医療チーム16 人(医師2 人含む)を結成。医療チームは、同支部及び同大学のあるマカッサルを出発し、陸路で翌日6 日に被災地のルゥー県に入った。同県副知事を訪ねたのち、ムスリム大学卒業生の地元医師と共に支援実施を決定。6 日及び7 日は、被災地に医薬品や食料品、日用品などを贈呈する一方、ノースワレンラン地区の2 カ所で合計49 人の被災者の無料診察と治療にあたり、皮膚や急性の呼吸器系の症状、下痢や高血圧などの症状が見られた。

合同医療チームは8 日に再びノースワレラン地区に戻り、医療支援が行き届いていなかった村のモスクの前など2 カ所で無料診療を実施。その後、医療チームの情報を受け、チームの移動診療車を使ってボーン地区でも医療支援を行った。この日は合計133 人を診察した。

翌日9 日、チームは副知事に活動終了の報告を行い、帰途についた。

 

マレーシア洪水被災者緊急支援活動

◇実施場所: マレー半島
◇実施期間: 2021 年12 月22 日〜継続中
◇現地で参加者を含めた事業チーム構成: NGO マーシーマレーシア

◇活動内容:
12 月17 日よりマレー半島中央で降り続いた大雨により、マレーシアの8 つの州で深刻な洪水が発生、町や村の一部が冠水した。報道によると12 月25 日の時点で死者46 人、行方不明者数は5 人である。今回の洪水は過去数10 年で最悪の規模とも言われている。22 日AMDA は、現地協力者らに連絡を取りながら情報収集を行い、現在、調整を進めている。