AMDA 南海トラフ災害対応プラットフォーム概要
◇実施場所: 岡山県、香川県、徳島県、高知県◇実施期間: 通年実施
◇事業内容:
AMDA では、発生すれば死者30 万人、300 万人が被災するとも言われる南海トラフ巨大地震への取り組みとして、「AMDA 南海トラフ災害対応プラットフォーム」を2015 年に設立。巨大地震が発生した場合に、孤立しやすい四国の徳島県・高知県に10 チームが迅速に支援活動を行えるよう、自治体、医療機関、企業などが一体となり準備を進めている。連携協定を結ぶ自治体や医療機関、経済団体と緊密に連携し、
1食糧などの事前備蓄 当初備蓄品のローテーションと合わせて備蓄品の見直し
2支援に駆けつける医療機関と支援に入る徳島県・高知県の自治体との事前マッチング、事前交流、訓練を通じての交流
などを実施。
2021 年度も昨年に続き、コロナウイルス(COVID-19)の感染状況が続き多くのイベントや訓練などで人が集まる事が延期や中止となったが、コロナ対策を行いながら開催された高知県高知市(一部中止)、徳島県阿南市、岡山県総社市での訓練に参加した。
【訓練】
日程 | 訓練名 | 活動内容 *敬称略 |
10/31 | 高知県高知市主催「令和3 年度高知市総合防災訓練」 | 訓練会場「泉野小学校」のグランドにテントを張ってパネル展示での参加予定をしていたが、前日の雨天でグランドの利用が中止となり、体育館の訓練のみ開催となり訓練の見学を行った。 |
11/28 | 徳島県阿南市主催「令和3 年度四国の右下防災旬間関連事業(避難所開設・運営訓練)」 | 前日に事前交流を行い、訓練では美馬市から阿南市までの移動の途中にチェックポイントを設けて本部との通信訓練を行い、本訓練では阿南医師会と協力して救護所での医療訓練を行った。 |
2/22 | 岡山県総社市主催「令和3 年度総社市防災訓練」 | 総社市の防災体制と地域防災力の強化を図るために開催された。AMDA からは調整員2 人が参加し、災害対策本部運営訓練に1 人、緊急避難所開設訓練の救護所設置に1 人が参加した。 |
【事前交流】
日程 | 訪問者 | 活動内容*敬称略 |
11/27 | 茅野市・原村・諏訪市の組合立 諏訪中央病院 | 茅野市・原村・諏訪市の組合立 諏訪中央病院より、医師1 人、看護師2 人、ロジ1 人の4 人が参加され翌日の訓練前に事前交流として訪問先の医療機関で院長と面会し徳島県内での医療体制や病院の状況について交流を行った。 |
【勉強会など】
日程 | 名称 | 活動内容*敬称略 |
5/21 | 高知県協議会 オンライン開催 | 1)AMDA からの確認・報告事項 ・「兵庫県養父市との協定に向けて」について ・「内閣府からの話」について ・黒潮町の学生とAMDA 中学高校生会の交流 ・今年の予定(交流会) ・コロナ禍でAMDA に寄せられた支援物資を関係する配布報告 ・コロナ禍での支援活動について質問 2)市町村からの報告事項 高知県、高知市、須崎市、黒潮町より各担当者が参加された。 |
12/7 | 倉敷中央病院の勉強会に参加 | 倉敷中央病院内でのFMS・防災対策委員会主催の講演会に総合診療科 國永直樹 先生より紹介で参加した。 徳島県美波町の紹介(倉敷中央病院のマッチング地域)、スフィア基準の紹介 |
1/9 | 徳島災害時対応研究会第9 回研修会に参加 | 医療法人芳越会 ホウエツ病院の林先生からの紹介でオンライン参加した。 |
2/8 | 倉敷中央病院の勉強会に参加 | 倉敷中央病院内でのFMS・防災対策委員会主催の「美波町災害派遣推進グループ講演会」に総合診療科 國永直樹 先生より紹介があり、南海トラフ災害対応プラットフォーム協力医療機関で徳島県にマッチングされている医療機関にも案内を送って徳島県に支援に入る医療機関との連携交流の場として参加した。 |
2/24 | 徳島県西部災害医療Web セミナーに参加 | 医療法人芳越会 ホウエツ病院の林先生からの紹介でオンライン参加した。 |
3/11 | 赤磐市パネル展示 | 赤磐市主催の高月公民館主催防災講座でパネル展示の依頼があり、東日本大震災時のパネル貸し出しを行った。 |