AMDA南海トラフ災害対応プラットフォーム(2022/01発行ジャーナル冬号) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA南海トラフ災害対応プラットフォーム(2022/01発行ジャーナル冬号)

AMDA南海トラフ災害対応プラットフォーム 合同対策本部 本部長 大西 彰
 

左:高知県鍼灸師会防災担当(福川 裕徳)
右:西明堂林鍼灸院(林 篤志)

昨年に引き続き、コロナ禍のため、多くのイベントや県を越えての移動に対して様々な問題がありましたが、2021年10月31日(日)、高知市総合防災訓練が行われるとのことで、高知市からAMDAに訓練参加の連絡がありました。

体育館内で行われる総合防災訓練と小学校のグラウンドで行われる各種体験訓練があり、AMDAではグラウンドでの訓練に参加する予定でしたが、前日からの天候不良によりグラウンドの訓練は中止となりました。今回一緒に参加された鍼灸師の林篤志様と体育館内での訓練を見学し、現在進めている高知市内での準備状況や拠点等の位置関係などを見学した後、高知県鍼灸師会の防災担当者と面会しました。

また、11月28日(日)に徳島県阿南市で行われた防災訓練には、AMDA南海トラフ災害対応プラットフォーム協力医療機関が参加してくださいました。

 

医療救護所訓練風景
(諏訪中央病院のチームが対応中)

阿南市の支援に入る医療機関として、長野県の茅野市、原村、諏訪市の組合立諏訪中央病院から医師1名、看護師2名、調整員1名の計4名ならびにAMDA兵庫(兵庫県)から医師1名、当日訓練の見学には航空医療研究所(大阪府)から3名、徳島県美馬市の協力医療機関であるホウエツ病院から2名の合計10名が参加されました。

AMDAは諏訪中央病院およびホウエツ病院とそれぞれ、2019年に大規模災害に備えて連携協力を結んでいます。

諏訪中央病院は、前日の27日に美馬市のホウエツ病院、吉野川市のさくら診療所を訪問。事前交流を行い、翌日の訓練に参加の運びとなりました。