第2回日越国際シンポジウム
新型コロナパンデミック等によるベトナム技能実習生等失職・緊急対応プログラム〜家族のように助け合う〜
◇開催場所: 岡山国際交流センター
◇開催日: 2021年3月29日
◇主催: 一般財団法人国際医療貢献プラットフォーム
◇共催: アイ・エイチ・ディ協同組合、ICS協同組合、AMDA
◇参加者数: 57人
◇事業内容:
2021年3月29日、新型コロナウイルスや様々な影響により、ベトナム技能実習生の失職という緊急事態に対応すべく、「第2回日越国際シンポジウム 新型コロナパンデミック等によるベトナム技能実習生等失職・緊急対応プログラム〜家族のように助け合う〜」を開催した。
当日は政治・行政・経済界など多方面から合計57人がご出席。各々の立場からの知見・経験など共有いただき、(一財)国際医療貢献プラットフォーム代表理事であり、AMDA理事長でもある菅波茂より、・宿舎、・食料、・医療、・再就職を柱とする緊急対応プログラムと、4月1日より5カ月間の実施を発表。更に、法的にも社会的にも問題の多い技能実習生の現状に対し、岡山県国際貢献推進条例に基づいた7者連携岡山モデル、相談日や人道支援議員フォーラムの設立についても言及した。参加者から同意の拍手をいただき、閉会となった。
AMDAフードプログラム
日程 | プロジェクト名 | 活動場所 (2020年度) | 活動内容 |
2012年4月〜継続中 | AMDAフードプログラム | 1)岡山県 新庄村 2)インドネシア マリノ村 | 活動概要:2012年4月、「食は命の源」をコンセプトに、アジア有機農業の普及を目的としたAMDAフードプログラムを開始。同年度より岡山県真庭郡新庄村の野土路地区に農場を開設、無農薬など有機稲作栽培を中心とした農業を実施してきた。今までにインドネシアやフィリピンからの農業研修を受け入れてきた。 1)岡山県新庄村 協力団体:NPO法人オレンジハート 実施時期:2020年4月〜 活動内容:2012年開設以降、AMDA連携野土路農場では、アヒルなどを使い無農薬でコシヒカリやヒメノモチ、野菜を栽培してきた。2019年度に一旦休止するものの、2020年度よりNPO法人オレンジハートとの共同事業として再開。コシヒカリ、ヒメノモチの無農薬米・低農薬米を栽培した。収穫後、天日干しすることでうま味を増した米などを同年、AMDAの活動に関係する大使館・関係各所に贈呈した。 2)インドネシア・マリノ村 現地活動団体:AMDAインドネシア支部、現地農家14世帯 背景:岡山県・新庄村野土路農場で半年間研修を受けたイカワティ氏と地元の若手農家が2014年、有機栽培にて米を作り始めた。 活動内容:新型コロナウイルスの拡大により各方面で影響が出ているインドネシアだが、AMDAマリノ農場では現地生産者がこれまでと変わらず安全な農作物を作り続けられるよう尽力している。村内の有機農家の数は14軒、野菜や米を栽培して現在に至る。2018年度から始まった赤米の生産も軌道に乗り、流通面においても少しずつ販路を拡げている。 |
新庄村
マリノ村