「Tsubomi」が被災地で多彩な活動
ママのための講座での様子
AMDA大槌健康サポートセンター(岩手県大槌町)の元職員が、地域に根付いた活動をさらに活発化するため今年5月に結成した任意団体「Tsubomi(つぼみ)」が多彩な活動を繰り広げています。AMDAの委託事業の一環でとして、「東日本大震災の被災地に少しでも活気を取り戻したい」と意欲的に取り組んでいます。
ママのための講座・サロン
「子育てしやすい町」実現へ、ママ自身が取り組むきっかけづくりを目的としたプロジェクト。ネイティブスピーカーの講師による「親子英会話」をはじめ、本物そっくりのフェイクスイーツを軽量粘土などで作る「スイーツデコ」などを実施しています。11月には地域の子育て支援団体、子育て世代と一緒に「子育てフェス2016in大槌」を開催する予定です。
食と音で奏でる心のハーモニー
楽器の生演奏や歌の披露、お茶会を通して仮設・公営住宅内のコミュニティーづくり、住民のストレス解消を目指しています。参加者は気持ちよく声を出して歌ったり、大声で笑いながらおしゃべりを楽しんでおられます。「震災以降、初めて心から楽しめた」と話す人たちもいらっしゃいました。
ボランティア受け入れ
8月21、22日に岡山県立大学、8月25日に岡山県教育庁のボランティアが大槌町を訪問。Tsubomiは現地での調整を担当しました。研修会では熱心にメモをしたり、活発に質問するなど震災復興へ熱い思いが感じられました。ボランティアによるダンスの披露もあり、お互いの交流を深め合いました。
Tsubomi職員2人が演奏者となったサロン
岡山のボランティアの研修会
AMDA大槌サポートセンター 台風が相次ぎ東北地方に被害
8月下旬から9月上旬にかけ、東日本大震災の被災地東北地方に台風が相次いで接近し、大きな被害をもたらしました。
8月30日には夜間、避難所に行くことができない近所のお年寄りら5人がAMDA大槌健康サポートセンターに身を寄せました。佐々木賀奈子センター長は、準備していた食料と水を提供。瓢箪ランプに火をともし、みんなで一夜を明かしました。
大槌町の80歳以上のお年寄りが手作りの団子などを販売していて、AMDA大槌健康サポートセンターと日頃から協力関係にある店舗「おやちゃい」にも泥が流れ込み、高齢者らを悲しませました。
9月8日はAMDA大槌健康サポートセンターに3人が避し難宿泊しました。
AMDA本部は支援物資として防寒マスク、使い捨て手袋、レインコートなどを被災者の方に届けました。
手づくりの瓢箪ランプのあかり
支援物資を渡す佐々木センター長