フードプログラムの実践圃場の一つであるインドネシアスラウェシ島マリノ村に、2015年5月から9月まで約4か月に渡り、AMDAスタッフ1名を派遣し、農業技術指導にあたりました。
5か月間の指導では、直接的な農業技術指導のほか、パソコンを使った農業データ管理の方法の指導、秤を導入した数値による収量調査の指導なども行いました。これにより収穫量が浄化していることが明らかとなりました。また土壌調査、官能検査なども行い、有機農業の実践により、土壌環境が良好になり、収穫した米が市場に流通する一般米に比べて「美味しい」ということがわかりました。さらに、パッケージデザインなど販売促進指導なども行い、結果として収穫した有機栽培米が高値で完売するという嬉しい結果となりました。
今後は、引き続きモニタリングを行いながら、有機栽培米の生産量の増加、市場への安定供給、米の更なる品質向上と安定化などの課題に取り組んでいく予定です。