グローバル人財育成プログラム「おかやま国際塾」 4期生が活動開始(2014/7発行ジャーナル7月夏号掲載) – AMDA(アムダ)
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グローバル人財育成プログラム「おかやま国際塾」 4期生が活動開始(2014/7発行ジャーナル7月夏号掲載)

グローバル人財育成プログラム「おかやま国際塾」 4期生が活動開始


開講式後の研修の様子

おかやま国際塾とは、岡山県内在住の大学生を対象としたグローバル人財育成プログラムです。具体的には研修の企画、立案および実施のすべてに関わる機会をAMDAから提供することにより、国際貢献活動への理解を深めかつ企画および管理能力を身につけ、社会のグローバル化に対応できる人材を養成することを目的として実施しています。AMDAと岡山大学教員が共同で運営する「おかやま国際塾」実行委員会(委員長・菅波茂)で運営されており、2011年からスタート。今年で4年目を迎えます。
2014年度おかやま国際塾4期生4名のメンバーが決定し、6月15日に開講式を行いました。現在、8月のフィリピンでの研修に向けて、準備を進めています。
塾生4名の「おかやま国際塾」にかける思いを以下に抜粋して紹介いたします。

岡山大学法学部2年 大津 祥子

おかやま国際塾に参加できると知り、とても嬉しく、喜びで心が弾みました。
私がおかやま国際塾に参加させていただきたいと思った理由は、二つあります。
一つ目は、おかやま国際塾の活動内容に魅力を感じたからです。私は将来、海外、特にアジア諸国や開発途上国で仕事をしたいと思っています。おかやま国際塾では、実際に海外に行って様々な活動が出来ることを知り興味を抱きました。
二つ目の理由は、様々な学びを得たいと思ったからです。私は今回の活動を通じて、自分の至らない点を見つけ、そして改善していきたいです。間違えることを恐れずに活動に取り組みます。積極的に、自分の姿勢や心構え等を改善していきます。多様な考え方や想いを学び、そして、あらゆる価値観を受け入れていきたいです。
ひとつひとつの体験が、私の心に、強く、鮮やかに残ると思います。経験を積み、経験から学び、あらゆる活動を通じて、自分自身を成長させる場にしていきたいです。

岡山大学法学部3年 永瀬 大騎


岡山国際塾4期生メンバー

私はこのおかやま国際塾に参加して、やっていきたいことが二つあります。
一つはグローバルな視点を持つことです。常に世界のことに関心を持ち、様々な角度から物事を判断することができることが重要だと考えています。おかやま国際塾では現地の人々と積極的にコミュニケーションを図り、その人々が何を考え、どのようなことに興味を持っているのかについて知ることが大切だと考えています。特に、東南アジアは経済成長を遂げているので、フィリピンの学生と交流することは非常に価値のあることだと思います。海外に行き、グローバル視点を養うことという意味では、おかやま国際塾の経験は私の将来に必ず役に立つものだと思います。
もう一つはAMDAの理念でもある相互扶助の実践です。私は東日本大震災を受けて、誰かの役に立ちたいと思っていましたが、なかなか行動に移すことができずにいました。だから、このおかやま国際塾ではその思いをもって現地の人が少しでも幸せになれるような活動をしていきたいと思っています。また、その活動が私にとっては貴重な経験であり、学びにつながるものであると思います。こうしたお互いが幸せになれる活動こそがAMDAの理念である相互扶助であり、それを実践することで私自身成長できると考えています。

就実大学薬学部3年 松原 嘉子

私は、このようなプログラムに参加できることをとても嬉しく思っています。将来、私が医療分野で国際貢献したいという目標を現実のものにするための第一歩だと考えています。
今まで「海外で働いてみたい、途上国の役に立ちたい」と思っていましたが、なかなか行動に移すことが出来ませんでした。現在、薬学部へ入学し、一生懸命勉学に励み、薬学を学ぶ立場として、自分が思い描いていた社会貢献ができるのではないかと思うようになってきました。このプログラムの中で、専門分野は違っていたとしても、国際的に活動していきたいと考えている仲間たちとプロジェクトを進めていくことは、今の私にとってとても重要なことだと考えています。皆さんと協力しながら、同じ目標に向かって楽しく真面目に活動し、分の価値観で判断するのではなく、視野を広げていきます。
フィリピンの被災地を訪れるということで、被災地の衛生状況、感染症など、薬学生の立場から、様々な提案ができたらと考えています。

岡山大学法学部3年 三宅 香菜子

私は将来、国際的な仕事がしたいと考えています。今回の研修は海外に行くまたとない機会だと思い応募しました。この研修の最大の魅力は、実際に現地に赴くことができることと、研修の内容を自分たちで計画できることです。
自分がこの活動を通して、悔いのないように全力を尽くし、そこから多くの発見をし、自分の経験値を上げていきたいと考えています。実際に自分がそこへ行き、目で見て肌で感じてこそ、学ぶことができるものも多くあると思います。
さらに充実した研修にするために、私は人との出会いを大切にしたいです。一緒に活動していく仲間や、AMDAの皆さんに出会えたことも何かの縁だと思っています。この活動を通じて、共に一つことを成し遂げることで強い絆が生まれ、活動後も何らかの形で繋がっていたいです。また、現地の人々との出会いも、楽しみにしていることの一つです。交流を通じて、お互いの文化や価値観を理解し、視野を広げていきたいです。
研修の準備も勉強もアルバイトも頑張って、研修を終えたときには、成長した自分を両親に見せたいと思います。