モンゴル事業(2014/1発行ジャーナル1月冬号掲載) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

モンゴル事業(2014/1発行ジャーナル1月冬号掲載)

モンゴル事業

モンゴル検眼技術向上セミナー開催


多くの眼科医師が参加した検眼セミナーの様子

岡山県国際貢献ローカル・トゥ・ローカル技術移転事業 として、モンゴル眼科協会協力の下、川崎医療福祉大学医療技術学部感覚矯正学科視能矯正専攻 高裕子教授のセミナーが、昨年度に引き続きモンゴル、ウランバートル市で、子供の弱視治療と眼科健診の必要性をテーマに9月8日から13日まで開催されました。本年は、視能訓練士の守田好江先生にもご協力をいただきました。
モンゴルでは、人口の1/3が18歳以下の青少年であることから、子どもの健康と教育を考え、AMDAは2010年から検眼技術向上のセミナーを眼科医対象に毎年継続して行っています。
連日、モンゴルの眼科医師ら約30名が、治療や眼科健診について、方法論から重要性の啓発まで、討論をしながら、様々なアプローチを学びました。

また、目に異常のある子どもの検査を実際におこない、実習形式での研修もあり、大変充実したセミナーとなりました。来年度も是非行ってほしいとモンゴル眼科協会からの要望が寄せられ、今後も継続を予定しています

 

魂と医療のプログラム(ASMP) モンゴル仏教総本山ガンダン寺で開催


ガンダン寺の前で参加者とともに

2013年9月12日、魂と医療のプログラム(ASMP:AMDA Soul & Medicine Program)がモンゴル仏教総本山であるガンダン寺で行われました。ASMPとは、戦没者と近年の自然災害犠牲者に対して、宗派、宗教を超えた宗教者による合同慰霊祭を、そして災害被災者には医療支援を実施することを通じて、平和の追及を行う、宗教者ボランティアとAMDAの合同事業です。モンゴルでの開催は6回目となります。第1回よりご協力をいただいている宗教法人大本に加え、本年は日蓮宗がご参加くださいました。