東日本大震災緊急医療支援活動 今後の復興支援活動(2011/6発行ダイジェストNo.36掲載) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

東日本大震災緊急医療支援活動 今後の復興支援活動(2011/6発行ダイジェストNo.36掲載)

東日本大震災緊急医療支援活動 今後の復興支援活動

AMDAはこれからも東日本大震災被災地支援を続けてまいります。
皆様からのご支援をよろしくお願い申し上げます。

医療支援として

AMDA被災地病院支援3ヵ年計画/AMDA鍼灸師・健康支援プログラム

岩手県大槌町では巡回鍼灸治療を継続しています。鍼灸の診療所の支援、明治国際医療大学との提携により、継続して鍼灸師の派遣を計画しています。また、鍼灸やマッサージ、運動器具などを設置した健康支援サポートセンターの開設支援を予定しています。

県立大槌病院、公立志津川病院に対し、今後3年間、医療器具の提供や医療スタッフの派遣を計画しています。夏季、冬季、春季に2名の医師を1週間ずつ計2週派遣し、医師が休みを取れるよう、また地元医師の開業や病院運営に必要な物資の提供なども行っていきます。

次世代育成として

AMDA東日本大震災スポーツ交流プログラム

8月上旬に、被災地の中学校3校からサッカーチームを岡山に招き、岡山県内の中学生との親善サッカー交流と広島研修を行います。秋には被災地高校生と岡山広島の高校生の交流会実施を計画しています。

AMDA東日本大震災国際奨学金

月額15、000円の奨学金を、将来医療職を目指す被災他の高校生に提供する(返済の必要なし)ものです。まずは被災他の高校3校(岩手県立大槌高等学校、岩手県立釜石高等学校、宮城県志津川高等学校)に在籍する高校生を対象として奨学金を支給します。6月1日現在、釜石高校の15人が奨学生として確定しました。今後対象校が増える予定です。

被災地栄養給食支援プログラム

大槌町給食センターヘの支援をとおして、品数も量も少ない状態で再開している被災他小中学校の給食に一品を加え、町内全小中学生1,200人の健やかな成長を支援する計画です。