昨年度も各団体にAMDAの活動についてご賛同頂き、チャリティーイベントがいくつか開催されました。私が参加して印象に残ったイベントは二つあります。
一つは吹奏楽団・倉敷アカデミックウインズの定期演奏会です(2月19日開催)。演奏会開演前にロビーでチャリティーアンサンブルが開催され、ドラマで人気のポップス、唱歌、アニメの主題歌…などバラエティに富んだ選曲で訪れた聴衆を楽しませていました。演奏の合間には団員の皆さんが募金箱を手に募金をよびかけてくださり、会場のみなさまからの温かいお気持ちが集まっておりました。皆さん社会人で、仕事等のお忙しい合間に演奏会本編と重ねてこのアンサンブルの練習にも時間を割いていただき、加えて募金活動までして頂き、団員の皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
もう一つは備前焼作家の皆様による東日本復興支援チャリティー・from Bizenの会場にスタッフとして参加しました(3月11日開催)。当日は500円から30000円の価格帯で備前焼作家有志の皆様からの作品が販売されました。当日は駅のコンコースということもあり、大勢のお客様にお越しいただきました。
驚いたのはこのfrom Bizenは売上金の全額(一部経費除く)をAMDAと子どもシェルターモモさんに寄付されるということです。作家の皆様の利益は無いとのことでした。それにも関わらず、貴重な1日を割いてこのイベントを開催して頂き、本当に頭の下がる思いでした。
今までもチャリティイベントと聞いて「自身の利益の為だけでなくそのような事をするのは素晴らしいことだ」と漠然と考えることはありました。しかし、AMDAに入職し、みなさまからの温かいお気持ちを頂く立場になってからは本当にそのありがたさを日々かみしめております。AMDAの活動に気を掛けていただきイベントを開催して頂く団体の皆様、そしてイベントに御来場いただいた方々には心から感謝いたします。