南海トラフ地震対応プラットフォーム委員会委員長の林秀樹先生は徳島県美馬市で多年にわたり地域の中核病院として地域医療を推進されています。
特筆すべきはご自分の経営する医療法人芳越会ホウエツ病院(65床)敷地内に救急搬送のためのヘリコプターの発着場設備を整えられ、DMAT指定病院にも徳島県から認定されていることです。
http://www.houetsu.com/
林先生の救急救命への情熱は並々ならぬものがあると常々感じ入っています。
現役リタイア後もライフワークとして救急救命への熱い思いを持ち続けておられる徳島中央広域連合東消防署前署長の篠原隆史氏は、徳島でAMDA南海トラフ対応プラットフォーム自治体連携統括を引き受けてくださっています。
そしてAMDAの活動を長年にわたり支えてくださる吉田修先生設立の医療施設さくら診療所の重鎮、福士庸二事務長は同プラットフォーム副統括を引き受けてくださっています。
そして高知では、レントゲン技師で防災士の大川剛史氏が同プログラムの副統括を引き受けてくださっています。
AMDAは、南海トラフが発生した際に孤立する可能性の高い徳島県と高知県の被災地で医療活動をすることを想定して準備をしています。
救急救命に心血を注ぐ地元の方々が先導役をしてくださるお蔭で、AMDAの南海トラフ対応準備は、的確に進んでいると言って過言ではありません。
縁の下の力持ちとして推進役を担ってくださっている多くの方々に心から感謝しています。
成澤貴子