福島県南相馬市産の米「天のつぶ」 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

福島県南相馬市産の米「天のつぶ」

アムダでは、東日本大震災の復興支援の一環として「風評被害からの復興」にも取り組んでおります。その一つとして、2014年1月に福島県南相馬市で被災地間交流のイベント「復興グルメF-1大会」を開催したご縁で、南相馬市のお米「天のつぶ」の共同購入をスタートしました。

今年の共同購入の呼びかけに対し、昨年の1.5トンの購入を上回る1.8トンの購入が実現し、先週「天のつぶ」が届けることができました。
ご購入くださった方々から『美味しくいただきました!』との嬉しい声も入ってきています。多くの方が東北に思いを寄せてくださり、そしてその皆様の言葉が南相馬市の農家の皆さんへの一番の励みになるのではと思います。

「天のつぶ」は、一粒一粒がしっかりとしていて、炊き上がりもツヤツヤで、甘みが強いのが特徴です。安全で美味しいお米を多くの方々に安心して食べていただくために、除染作業を終え整備された農地に作付し、生産した玄米は全て、放射性物質の全量・全袋検査が行われています。このように農家の皆さんは細心の注意を払い農作物を出荷されておられます。


生産者の方よりのメッセージ

このことを一人でも多くの方々に正確な情報・現状を知ってもらいたい。イベント等でアピールすることも必要です。でもまず何より自分の家族や身近な方に話を聞いてもらい理解してもらうことが大事だと思います。そこからどんどん輪が広がっていきます。
『福島の農作物は安心なんですよ』ということを知ってもらい、美味しくそして農家の方に感謝して味わうことが真の復興となるのだと思います。

 

太田 浩子