このところの女子ワールドカップ日本代表の活躍で2大会連続の決勝進出は大きな成果でした。なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)の快進撃で支援企業もさらに熱を帯びて、大手コンビニの商品値引きの期間延長や感謝セールなど日本中の活気と経済効果まで期待できる盛り上がりとなりました。
アムダの場合も多くの支援企業に支えられています。企業の社会貢献として、アムダを支援してくださっており募金箱をはじめボランティア定期預金、社員と法人のマッチングギフトなどいろいろな形で支援をいただいて活動できることに感謝です。 集まった募金は、国、宗教、民族を超えパートナーシップのもとで支援を必要とする人々に、届けられます。
パートナーシップとは、苦労を共にする人間関係であり、苦労を共にする過程において相手にすばらしさと決して逃げないと感じるときに、尊厳と信頼が生まれます。
なでしこジャパンの選手たちが、苦しい練習を乗り越えチームメイトの良さや世界一を目指すという同じ目標を持って共に戦おうとする姿はアムダの人道支援の姿勢と重なります。 アムダのスポーツ交流事業で2011年に東日本大震災復興支援として、また2012年にハイチとスリランカでそれぞれの中学生のサッカー親善プログラムが実施されました。スポーツを通じて友情と相互扶助の絆や若い世代の国際交流の場となりました。
今夏もAMDA高校生会としてスリランカ紛争復興支援スポーツ親善交流が開催される予定です。民族・国を超えて青年交流の機会が増えることは、お互いを理解し、認め、親しみのある存在となると思います。
国内さらには世界の人々と絆を深め、国際平和に貢献することは、国際人道支援活動とスポーツの世界においても同じであり、未来への光明であると感じます。
惜しくもなでしこジャパンは2連覇を逃しましたが、世界の舞台での活躍は勇気、希望、感動を受けました。 スポーツ、国際人道支援のパートナーシップのメッセージを発信し続けるためのエネルギーとなったと思います。
財務会計部長 難波 比加理