ルワンダ学校保健プロジェクト:10月健診報告 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

ルワンダ学校保健プロジェクト:10月健診報告

 2015年からアムダは特定非営利活動法人ルワンダの教育を考える会(以下TER)とともに、ルワンダでの学校健診を行う取り組みを行ってきました。現在はサフィナ医師がルワンダで病院勤務をしながら、同僚の医師たちと学校健診を行っています。2024年10月22日にキビリジ小学校で児童健康診断が行われました。

以下はサフィナ医師からの報告書の抜粋になります。


 私はルワンダ貧困地区の1つであるキビリジ地区病院で診療を行っています。病院の管理者は、私たちに病院の近隣の学校を紹介し、医療スタッフや物品のサポートしてくださいました。さらに、健康診断で発見される可能性のある健康問題に迅速に対応できるように協力してくれています。

 NPO-TER、HONORE医師らと協力し、2024年10月22日にキビリジ小学校で児童健康診断を実施しました。

 キビリジ小学校には3歳から12歳までの児童が在籍しています。今回は452人の児童に対し、健診を行いました。


キビリジ小学校の子供たちには以下のような健康上の問題点が見られました。


 ・栄養失調

 ・不衛生な生活環境

 ・皮膚疾患(頭部白癬の多発症例)

 ・虫歯などの口腔衛生不良

 ・停留精巣(手術適応症例)


今後はキビリジ小学校の全児童への健診、またその他の小学校にも訪問し、健診を行う予定にしています。