【インド・ブッダガヤ:2024年7月 AMDAあおぞら食堂(食事支援)】 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

【インド・ブッダガヤ:2024年7月 AMDAあおぞら食堂(食事支援)】

インド担当 岩尾 智子







AMDAは2023年1月より、毎週火曜日に「AMDAあおぞら食堂(食事支援)」を行っています。7月に入りブッダガヤでは雨季が始まりました。最高気温は30度台まで下がったものの、湿度が高く蒸し暑いため体感温度は40度超えの日も多々ありました。そこで、7月も引き続き地元で大人気の「サットゥージュース(ひよこ豆、塩、香辛料とレモン)」を提供することになりました。

7月は、開催日に早朝から雨が降ることもありました。地元スタッフからの「雨が降っても人は集まる!」という意見を取り入れ準備したところ、雨が降る週も食事支援は大好評で、毎週120人から140人が集まりました。7月末から8月初旬にかけてのヒンドゥー教祭礼期間は、ヒンドゥー教徒は玉ねぎとにんにくを口にすることができません。集まってくださる方の中にも多くのヒンドゥー教徒がいるため、通常、香辛料として使用している玉ねぎのみじん切りを使用しないジュースを用意し対応しました。

「ジュースの味を尋ねると、笑顔になられる方やグーサインをして『おいしい!』と返答される方もいらっしゃいました。昨年は人が集まらず、暑い中、長時間外に立って、通りがかりの人に声がけをしていました。しかし、今年は多くの方が楽しみにしてくださり、開始から間もなくジュースがなくなります。インドの方が苦手な雨が降っている日にも行列ができることに驚いています。多くの方に喜んでいただける活動に携われることに心から感謝しております。」と現地から報告がありました。