インド担当 岩尾 智子
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AMDAは2022年より、地元の専門家からアドバイスを受けながら、ブッダガヤで農業事業を継続しています。
雨季に入った7月は米作りの準備を中心に、緑豆の収穫やトウモロコシの栽培も行いました。ブッダガヤでは、日本のように田んぼで稲作を行うわけではなく、畑として使用している土地で稲作を行うため、水を貯められるよう、稲作予定地の周りに畔を作りました。ほかにも、収穫し終わった緑豆の片づけと地均し、草刈、苗の管理など、7月は多くの時間を稲作準備に割きました。緑豆の収穫は今月で完了し、トウモロコシも来月には収穫が終わる予定です。
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今月は、農業を中心的に担ってくれている地元スタッフが蛇に噛まれるハプニングに見舞われました。スタッフはすぐに公立病院に行き、処置をしていただいたおかげで、大事には至らず、今も元気に農作業に励んでいます。雨季には蛇に注意する必要があること、草むらで農作業をする際には必ず長靴を履くことをスタッフと再確認しました。
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8月は準備が整い次第、田植えを行う予定です。加えて、昨年同様、田植えをしていないスペースを活用し、数種類の野菜とアルハル豆を栽培する計画をしています。