東日本大震災 復興支援活動 岡山発ボランティアバスツアー第2弾 – AMDA(アムダ)
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国連経済社会理事会総合協議資格NGO

東日本大震災 復興支援活動 岡山発ボランティアバスツアー第2弾

1月17日、第2回目となる「復興グルメF-1大会ボランティアバス」を運行しました。これは10月に開催されたボランティアバスの第2弾にあたります。

AMDA東日本大震災復興支援事業として実施している復興グルメF-1大会の準備から当日の運営、片付けまでを担うボランティアを募集し、被災地の方とともにイベントを成功させ、復興に向けた喜びを共有することが大きな目的です。

第2回目となったボランティアバスは高校生から70代の方まで年齢層も幅広く、36名が参加しました。

前回からのリピーターの方も多く、また今回が被災地を訪れるのは初めてという方も多くおられました。中でも、被災地は訪れたことがあるけど福島の被災地は初めてという人も多くいらっしゃいました。

【スケジュール】
1/17 20:00 岡山出発 車中泊
1/18 南相馬市到着 被災地見学、大会準備、研修 ホテル泊
1/19 大会運営ボランティア 夕方 南相馬市 出発 車中泊
1/20 6:30 岡山着

被災地の見学の際には、鹿島商工会議所の青年会の方々の案内のもと、南相馬市の被災地を見学しました。震災で被害を受けた商店街や海岸沿いなどを巡り、原っぱに未だ積み上げられている瓦礫。田んぼの中に置いたままにされた車、ひと気のない小高駅前通りなど、宮城、岩手とは違う福島の現状を目の当たりにして、参加者は強い衝撃を受けました。


車内で自己紹介

南相馬市内の見学

被災地の見学を終えて、午後からは翌日の会場設営を行いました。寒風の中、地元商工会の方と一緒に、約30組のテントや椅子等を設営しました。












会場の設営後は、商工会議所を会場に、「被災地の現状と復興について考える」と題した研修を実施し、活発な意見交換を行いました。







さらに、同会場で前大会の優勝者であるTEAM南相馬(かしま福幸商店街)の方々が夕食をご準備くださり、他県からの参加チームも合流し、懇親会が行われました。

大会当日は、受付、ブースの手伝い、来場者の誘導などそれぞれが臨機応変に対応し、大会は大成功に終わりました。












終日、息をつく暇もないほどの大盛況の大会となったため、ボランティアの方々は各グルメを楽しむ時間もないほどの忙しさではありましたが皆達成感に満たされた顔で、バスに乗り込みました。

                           参加者全員で













バスの出発に合わせて鹿島商工会長から「皆さんの活動に感謝します。今回の恩をまた返していきたいと思います。」とのメッセージを頂きました。
また、TEAM南相馬の高橋店長からは「皆さんと繋がりを持てて、絆ができたと嬉しく感じました。また南相馬に来ることがあればあたたかく迎えます。」と感謝の言葉をいただきました。

3日間のボランティア行程を終えて、ボランティア参加者からは、「本当に参加して良かった。次回も参加したい。」「行列ができているのを見たときは、涙が出そうになるほど嬉しかった」「東北の人たちのことを身近に感じられるようになった」などの感想があげられました。

次回のF1グルメ大会は4月13日宮城県七ケ浜町を予定しておりボランティアバスも運行を予定し